2010年02月26日
大吟醸の袋しぼり

昨日は「大吟醸 飛天山」を袋吊でしぼりました。
この大吟醸は全国新酒鑑評会に出品するための醪で、杜氏をはじめ
蔵人はみんな緊張した面持ちで仕事してました。
なんとなく、いつもより蔵の中に緊張感がただよっています。

搾る直前の醪(もろみ)の様子です。
醸造用アルコールを添加した後に数時間後、いよいよ大吟醸のしぼりスタートです。
ちなみに搾りの時の私の役割はこの櫂で醪をゆっくりと混ぜること。
これも一応、大事な仕事です。

醗酵タンクより醪(もろみ)を適量ずつ、さらしの袋に入れ
開放タンクに吊るしていきます。
スピーディーに作業を進めるため、営業部もお手伝い。
こうして、私は櫂をいれながらも写真を撮影しています(笑)

醪の入った酒袋を、このように吊るしていきます。
そして、この酒袋からしたたる大吟醸の雫のみを集めます。
華やかな吟醸香があたり一面に広がります。

たくさんの酒袋が順調に吊るされていきます。
満員電車のようにギューギュー詰です(汗)

酒袋からしたたる雫がタンクにたまり、最初は濁ったものが出てきます。
これがいわゆる「荒走り(あらばしり)」です。
後藤杜氏が斗瓶(18L)にとりはじめるタイミングを図っています。
これも重要な判断です。

最初は濁って出てきていた大吟醸の原酒も透明度を増して行きます。
そして、香りもじょじょに高くなり、味わいもあらあらしさが抜け、バランスが整い
はじめます。

これらの大吟醸の雫は斗瓶とよばれる容器に移されます。
1斗=10升なので1.8L×10本分の18L容器というわけです。
この後、直ちに大吟醸の生原酒は低温冷蔵庫に移され、
低温で貯蔵し、数日後には滓引きをします。
滓引き後はタイミングを見はからって早めに火入れ(加熱処理)を
します。最近の傾向では貯蔵もマイナス温度で、早めの滓引き、
しぼりから火入れまでの期間が短いほうが良いみたいですね。
広島で開催される全国新酒鑑評会へは毎年、私が車で運搬
しています。今年も搬入期限の4月1日に出品するため、広島
へ孤独なドライブを敢行しますが・・・誰かお供しませんか?
「七田の助手席、空いてますよ、ヘッ」
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 15:02│Comments(3)
この記事へのコメント
その隣!頂こうかしら
ヘェッ!!先日はK田さんと来店ありがとうございました
4月からしばらく休養ですので、一度蔵見学に伺いたいですね


4月からしばらく休養ですので、一度蔵見学に伺いたいですね

Posted by アイラ at 2010年02月26日 16:44
後藤杜氏さんの湯飲みの中のやつを飲んでみたいですねぇ(^_^)v
Posted by カイチョウ
at 2010年02月26日 22:16

アイラさん
先日は酔い子がお邪魔しました。
しばらくの充電期間でいろんなものを吸収できると
いいですね。もちろん、蔵見学ウェルカムですよ。
カイチョウさん
これはね、ある意味杜氏さんだけの特権ですよ(笑)
3月13日(土)の蔵開きでお待ちしております!
先日は酔い子がお邪魔しました。
しばらくの充電期間でいろんなものを吸収できると
いいですね。もちろん、蔵見学ウェルカムですよ。
カイチョウさん
これはね、ある意味杜氏さんだけの特権ですよ(笑)
3月13日(土)の蔵開きでお待ちしております!
Posted by 六代目蔵元ケンスキー
at 2010年02月27日 11:54
