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Posted by さがファンブログ事務局 at

2009年08月31日

山田錦で初めての花粉症?


























  皆さん、お米の花ってみたことありますか?
 
  上の写真は出穂期を迎えた酒米「山田錦」です。
 
  白く見えるのがお米の花です。きれいでしょ?
 
  
  今日は天山酒米栽培研究会のメンバーの地元の酒米生産者のみなさんと
 
  実際にお互いの圃場を巡りながら、稲の生育状況をチェックしながら今後の
 
  栽培について協議しました。
 













  稲の成長をメジャーで計測したり、葉色をスケールを用いながらチェックしました。

  
 
  この頃から、なんだか自分の目に異常を感じ始めました・・・
 
  妙にかゆいんです。なんども目をこすったりして・・・ 目は真っ赤に充血し・・・
 
  同行していた後藤杜氏も同じような症状でした。

  ま、まさか・・・ 花粉症?
 
  今までも稲の出穂時期の視察は行ったことあるし、杉花粉なんてまったく平気
 
  だったのに・・・ なんで今頃????
 
 
  























 
  これは酒蔵近くの圃場の様子。今のところは順調そのもの。
 
  これからの日照時間や台風とかが心配だけど・・・・



























 
  最後にいつもご指導いただいている雪竹先生や天山酒米栽培研究会のみなさんで
 
  記念撮影。 10月には黄金色に輝く山田錦の収穫を祈っております。
 
    

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 22:47Comments(0)

2009年08月29日

御前酒・辻本店さんの蔵見学

 


























  牛深の海側から、車で移動して山間の真庭市勝山へ。
 
  このあたりは街並み保存活動もあり、趣のある建物が軒を連ねています。
 
  その街の核となっているのが辻本店さんです。
 
  
  そして、蔵の案内をしてくれるのは辻社長の長女・麻衣子さん。
 
  彼女は岡山初の女性杜氏で、革新的な酒造りにも取り組んでいます。
 
  














  蔵の中はきれいに掃除され、清潔な空間。
 
  また女性ならではの決め細やかな一面も垣間見れます。
 
  若い蔵人さんが多いため、清掃や殺菌、機会の操作方法などが
 
  マニュアルとしてきちんと誰が見てもわかるように蔵内のいたるところ
 
  に表示してありました。
 
  また、菩提もとや伝統的な酒造りにも前向きに挑戦しています。
 
  



























 酒蔵の玄関付近には試飲販売のスペースが。
 
 羨ましい、うちの蔵にもこういうスペースが欲しいなぁ。
 
 



























 蔵見学を終え、ほかの蔵元さんたちと記念撮影。
 
 長男の総一郎さんにも今回はいろいろとお世話になりました。
 
 


























 そして酒蔵に併設しているのが酒蔵レストラン「西蔵」。
 
 こちらは20年前にすでにオープンしているらしく、蔵を改築した素敵な空間でした。
 
 この西蔵でランチを。
 
 



























  中のスペースも広く、きれい。
 
  ここのご自慢の銀だらの酒粕漬け定食をいただく。

 


























 
 御前酒さんの純米酒とも相性ばっちり。
 
 いろいろ試飲させていただきましたが、やはり印象に残ったのは・・・
 
 蔵の若手9人で企画し、商品開発した今話題のGozenshu 9(Nine)
 
 みなさんもぜひお試しください!!
 
 




















   

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 06:57Comments(4)

2009年08月27日

瀬戸内のエーゲ海

 





























  この美しい夕陽はどこでしょうか?
 
  ここは岡山県の牛深というリゾート地。
 
  瀬戸内のエーゲ海とも言われている風光明媚な場所です。
 
 
  なんで、そんな場所にいるかというと・・・・
 
  昨日から純粋日本酒協会の8月総会のため岡山まで来ています。
 
  そもそも純粋日本酒協会とは・・・http://www.junmaishu.com/
 
  当協会は全国各地の16蔵が加盟しており、37年も前から純米酒の啓蒙・普及活動を
 
  行ってきたわりと頑固で無骨な蔵元さんが多い会です(笑)
 
  
  今でこそ「純米酒」という言葉はすっかり定着した感がありますが、
 
  当時の日本酒業界では醸造用アルコールを添加しないで日本酒を造るなんて
 
  あまり考えられてなかったそうです。だから純米酒ではなく無添加酒とも
 
  言われていたとか。
 
  うちの蔵でも純米酒を造ろうとなったときに杜氏さんは嫌がったそうです。
 
  それだけ技術的も難しく、安全醸造できるか不安だったんだと思います。
 
  
  
  活発な意見交換で白熱した総会終了後はいったんリセットして・・・・
 
  宿泊先の「リマーニ」というホテルからヨットでプチ・クルージングへ
 
  



























  穏やかな瀬戸内の波とは対照的にその後の懇親会はいつものごとく大荒れでした(汗)
 
  
  今日は今からいよいよ御前酒・辻本店さんへ蔵見学です!!





  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 09:31Comments(0)

2009年08月24日

災害訓練キャンプ

 
 
  
   (社)佐賀青年会議所 こどもといっしょに委員会のこども向け事業で
 
   「こどもといっしょに災害訓練キャンプ」が8/22(土)~8/23(日)の
 
   二日間、佐賀市の金立教育キャンプ場(弘学館の上辺り)で開催された。
 
   佐賀市内の小学生を中心に保護者の方も含め60名近くが参加した。
 
 
  
   このキャンプでは普段体験できないような災害時に役に立つような
 
   体験を重視したプログラムのキャンプで佐賀広域消防局員さんによる
 
   レクチャーでは見身近な品物を使った応急処置方や心肺蘇生方法を
 
   学習したり、350mlビール缶の空き缶を使用した飯ごう炊飯、
 
   ペットボトルを利用した汚水の濾過方法などなど。
 
 
   
   ちなみに私はこの空き缶飯ごう炊飯の担当で、空き缶の飯ごう炊飯が
 
   失敗しないか不安でしたが(笑)、なんとか美味しいご飯がたけて一安心。
 
   カレーやバーベキューの食材の皮をむいたりと普段、家ではやっていない
 
   ような体験をさせていただいた(笑)
 

   もちろん、参加したこどもたちはわれわれ以上に貴重な体験をしたと思う。
 
   いや、そうであることを祈りたい・・・・ 
 
 

   二日目はお昼までで失礼しましたが、こどもといっしょに委員会の野口委員長
 
   はじめ、スタッフ並びにメンバーの皆さん当日までの準備も含めて本当に
 
   お疲れ様でした。 今月の事業は最後に九州地区大会がまってます(笑)


 
 
     

 
  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 10:23Comments(4)

2009年08月24日

純米酒研究会 in 大分

 
   鹿児島をのぞく九州各地の酒造組合青年部で構成されている
 
  「九州清酒協議会」主催の「純米酒研究会」が今年は大分市で
 
  開催された。
 
  九州の純米酒の市販酒レベルの底上げを目的に、持参の純米酒や
 
  九州外の売れ筋純米酒などを並べて、目隠しによるガチンコ利き酒を
 
  し、自社の純米酒のレベルアップを図ろうとするもの。
 
 
  
 


























  そうとはいえ、参加者には利き酒による成績を公開するんで多少
  
  緊張感漂いながらのきき酒のはずだが・・・・
 
  (でも実はこのきき酒直前までTVで高校野球の「明豊VS花巻東」の熱戦にみんな釘付け
 
   ご当地大分だけにみんながそっちの結果が気になってしょうがない感じもあり)



























 
  きき酒終了後はテーブルを囲んで酒談義。
 
  小松酒造の小松さんの進行で、テーマは販売戦力的な話題から製造技術・貯蔵出荷に
 
  関することまで幅広く議論された。
 
  こういう場でいかに本音トークでぶっちゃけ話をできるかが大事で、そういう意味では
 
  いろいろと情報交換が出来てよかった。
 
  九州外の純米酒にひけをとらないような旨い純米酒がこれからさらに九州各地で
 
  楽しまれることになればいいなぁ。
 
  
  




































   勉強会の後はやはり懇親会でさらなる情報交換(笑)
 
   会場は大分市内の「ん」さん
 
   きき酒で使用した純米酒の残りを持ち込みさせていただいて、
 
   大分の魚と美味しくいただいた。
 
 
 













  この懇親会には佐賀の新星☆多久の東鶴・野中君(新婚ほやほや)が大分出身!の
 
  美人奥様を連れての参加で盛り上がった(笑)
 
    

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 09:52Comments(2)

2009年08月21日

お蕎麦と日本酒

 
 もともと九州で生まれ育った私には蕎麦と日本酒の文化を
 
 あまり知らなかった。
 
 今でこそ、三瀬の山間には多くの蕎麦やさんが立ち並び
 
 にぎわっているし、佐賀市内にも美味しい蕎麦屋さんはある。
 
 
 
 それでも、東京の蕎麦屋にはじめて連れて行ってもらった
 
 時の衝撃は今でも忘れない。
 
 まず、酒のつまみが充実しているのに驚いた。
 
 それに昼間からご老人がのりを焙炉(ほいろ)であぶりながら、
 
 美味しそうに日本酒を飲んでるではないか!!!
 
 そばがきやそば味噌、出汁巻玉子などなど。
 
 あぁ、そうそう鴨を焼いたものも美味しそうだった・・・・
 
 
 
  かなり前置きが長くなりましたが・・・
 
  先日、うちの酒蔵を訪れた東京からのお客様を連れて
 
  多久の大平庵さんへ。
 
  ここは元酒蔵で昔の酒造りの道具もたくさん展示してある素晴らしい空間だ。
 
  



























  こちらの大平庵さんでは武田社長さんが精力的に日本酒に関する
 
  イベントもここ数年いろいろと企画されている。
 
  



























  店内にもご覧のとおり、所狭しと佐賀県内の日本酒の一升瓶が
 
  数多く展示されています。それだけでも圧巻!!
 
  
 
  蔵見学のお客様に多久の新星・東鶴の野中君(新婚ホヤホヤのイケメン蔵元)が
 
  お店に合流して、3人で食事した。
 
  ランチメニューで私がチョイスしたのは「鴨汁そば定食」
 
 



























 
  
  やはりそばってのは豪快にすするのが一番(笑)
 
  「ずるっ、ずるっ」 っと・・・ 
 
  音を立てずにそば食べるなんてありえない。
 
  イタリアンでパスタ食べるのとは違うから(笑)

  今度は夜にゆっくりと日本酒を飲みながらお蕎麦を楽しみたいな。
 
  
  
    

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 09:06Comments(6)

2009年08月20日

大吟醸酒の社内利き酒

 
 今日は秋の福岡国税局酒類鑑評会へ向けての出品酒を選定する
 
 利き酒を後藤杜氏と行った。
 
 10数点の中から選ぶのだが・・・・
 
 基本的に同じ大吟醸の飛天山なんだけど、斗瓶ごとに熟成のバランスも
 
 微妙に違うのである意味難しい利き酒になる。

 
 























 上は、真剣にきき酒する後藤杜氏。

 
 しかし、自分はというと夏風邪をひいたみたいで体調が悪く、鼻が全くきかない(汗)
 
 やばい・・・このような大事な官能評価を事前の体調管理も必要。
 
 反省です。
 
 
 
 
 利き酒といっても単に飲めばいいというわけではなく、まずは飲む前に
 
 色を見る。(今回はアンバーグラス使用なので香りと味わいのチェックのみ)
 
 そしてグラスの口に鼻を近づけ、グラスから漂う香り(上立ち香)を確認してから
 
 適量を口にふくむ。そして舌の上で全面にいきわたるように転がしながら
 
 甘辛・苦味・渋味・酸味・旨みを感じる。
 
 さきほどの上立ち香に加え、口に含むと酒の温度も上がり、撹拌することで
 
 香りがたつ(これを含み香という)
 
 最後に香りと味わいのバランスを考慮しながら最終判断!!
 
 
  
























  我々の利き酒は必ず、口に含んだお酒を最終的には吐き出します。
 
  そうでもしないと、酔ってしまって正確な官能評価に影響与えますから(笑)
 
  



  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 12:04Comments(0)

2009年08月19日

旬の蔵パセリ

 
 えーっと、久しぶりの日記です。
 
 すみません、お盆休みをはさんで5日間もさぼってました(笑)
 
 
 17日の月曜日、鹿島の「鍋島」醸造元の飯盛さんから携帯に電話が!
 
 飯盛さんと言えば佐賀を代表する若手天才杜氏なのですが、少し
 
 宇宙人っぽいところもあってミステリアスな先輩です。
 
 なので携帯がなるときはいつもドキっとなります。
 
 (今回は何だろう????)
 
 「今夜、七田さんは佐賀にいるんでしょ? 一緒に飲みましょう」というお誘い(笑)
 
 旬の蔵・パセリで能古見の馬場さん、天吹の木下君、鍋島の飯盛さんと
 
 飯盛さんが連れてきた東京からのお客さんたちと飲むことに。
 
 
 
 料理やお酒の写真は撮ってませんが、秋刀魚の塩焼きやアスパラとベーコンの
 
 炒め物や有明海の干物系と佐賀の地酒をいろいろ味わった。
 
 
 
 ここのお店は店長をはじめスタッフの皆さんが勉強熱心!
 
 冬場の酒造りのシーズンには酒造りの現場に参加して体感しているから
 
 お酒の説明にも説得力がある。
 
 和らぎ水も酒蔵の仕込み水を使用しているし、わざわざいろんな蔵元さんへ
 
 汲みに行ってます(驚) *和らぎ水とは日本酒を飲む際に間に飲むお水のこと
 
 そういった目に見えない影の努力が素晴らしいしと思う。


 佐賀の食材を使用した料理も美味しし、何よりも佐賀の地酒が揃っていること。
 
 県外からのお客さんでも安心して紹介できる。
 
 みなさんも是非行ってみてください!!
 
 
 「旬の蔵 パセリ」 
 
 佐賀市唐人町一丁目2-22  TEL:0952-22-3151
 
 http://parsley.fte.jp/shunnokura/index.html
 
   

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 11:47Comments(2)

2009年08月13日

蔵元有志のお酒を楽しむ会 2009秋

 
  一年のうちで春と秋は地元や東京など全国の各地で多くの
 
  お酒を楽しむイベントが開催される季節です。
 
  一般的には春は新酒を楽しむ会で、秋は熟成したお酒を楽しむ会となる
 
  ことが多いですね。 9月~11月は特にお酒のイベントラッシュ(笑)
 
 
  
  同じ志を持った若手の蔵元が集うお酒の会「有志蔵元の会」は 
 
  今年で8年目を迎えます。
  
  最初は6蔵くらいで、スタートしたのが今は11蔵のメンバーで活動してます。
 
  会の企画から会場選定、告知、DM作成・発送、当日の準備&運営&撤収など
 
  すべて自分達でやる(予算的にやらざろうえない)手作りのお酒の会です。
 
  昼間は酒販店さんや飲食店さんを対象とした商談会で、夜は同世代の仲間を
 
  集めての日本酒パーティー!てな感じでここまでやってきました。
 
 
 
  
  参考までですが、下記は今回東京で開催する会の詳細です。 
  
                   
   …………………………………………………………………………
     有志蔵元と日本酒を楽しむ会 2009秋
   …………………………………………………………………………
  
   日時:2009年9月9日(水) 19:00~21:00(受付18:30より)
   
   会費:4,000円(税込み)
   
   定員:100名   
 
       恒例のきき酒クイズもありますよ!
  
       ※定員になり次第締切とさせて頂きます。
 
   会場:CHUBBY(チャビィ) 
                  
      東京都世田谷区大原2-27-9  TEL:03-3324-6684
      http://www.chubby.bz/index.html
 
  アクセス:京王線・代田橋駅より 徒歩1分
    
  参加蔵元:陸奥八仙(青森)、刈穂・出羽鶴(秋田)、自然郷(福島)
         
         鶴齢(新潟)、東力士(栃木)、夜明け前(長野)、開運(静岡)
  
         酒一筋(岡山)、富久長(広島)、月山(島根)、天山・七田(佐賀)
 
 
  
    

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 09:43Comments(0)

2009年08月12日

イタリアンと日本酒のマリアージュ

   
  昨夜は天神の岩田屋さんの向かいにあるVIORO(ヴィオロ)ビルの7F
  
  にあるレストラン「BAR DEL MAESTRO」で次回のお酒の会の
   
  料理と日本酒の相性についての打ち合わせ。
 
  














  なかなかおしゃれな空間で店内は女性客でいっぱい。
 
  イタリアンのコース料理6品と4種類の日本酒の相性をチェック!
 
  4種類の日本酒とは・・・・
 
  ①香りの高いタイプ・・・大吟醸など
 
  ②軽快でなめらかなタイプ・・・生酒や生貯蔵酒など
 
  ③こくのあるタイプ・・・純米酒など
 
  ④熟成したタイプ・・・古酒や長期熟成酒など
 
   
   
  




























     prima (先付け) 糸島野菜のバーニャカウダ ~柚子風味~
 
     オリーブオイルベースのソースにアンチョビや柚子の味わいも。
 
     クセになりそうなソースで軽めにかければ、②軽快なタイプにもあうし
  
     しっかりかければ③こくのあるタイプでもいけそう。

 
 

































  antipasto misto (前菜の盛り合わせ)  
 
  パルマ産生ハム   焼きナスのムース仕立て   真鯛の香草マリネ
 
  相性のことを気にしつつも、素直に「美味しい~!!」と喜んだのは
 
  焼きナスのムース!! これは酸味もあったので②かな。
 
  生ハムはかなり塩味が強く、意外と①の大吟醸でもいいのでは。
 
 
 


























 
 
  primo piatto (パスタ)   カラスミの冷製パスタ
 
  かなりシンプルであっさりしたお味。 サラダ感覚だった。
 
  そんなにカラスミも主張してないので、②かな。
 
 


























 
 
  second piatto (メインディッシュ)  佐賀 金星豚のカツレツ ~和風ミラネーゼ~
 
  佐賀の豚さんですが、旨い!! これも見た目よりはあっさりとした味付け。
 
  これに合うのは②か③ですね。
 
  ごめんなさい・・・なかなか④がでてこないね(汗)
 
 




























  formaggio misto (食後のチーズ盛り合わせ)
 
  左から 水牛モッツアレラ  グラノ・パダーノ  ゴルゴンゾーラ・ピカンテ
 
  ある意味、これが味の違いや相性の組み合わせが一番面白かった。
 
  水牛モッツアレラはかなりあっさりで水っぽい。お豆腐?見たいな感じで②かな。
 
  グラノ・パダーノは逆にパサパサしてて、合わせるのが難しいので
 
  本番はスモークチーズに変更してもらうことに→ここで④がきっとあうよ(笑)
 
  ゴルゴンゾーラは香りも味も豊かで濃厚なので③か④だろうと思ってたけど
 
  ④熟成酒は個性がぶつかり合う感じなので、ベストマッチは③の純米酒!!!
 
  
 



























 
 
  dolce (デザート)  おこげとメロンとミルフィーユ仕立て
 
  正直、甘いものはふだん食べないけど、このおこげがかなり食べ応えあり(笑)
 
  これに関してはガツガツと食べるのに夢中で相性は忘れてた・・・
 
 
 
  今回のイタリアンと日本酒のマリアージュはなかなか貴重な経験だった。 
 
  そんなに濃厚なソースものもなかったからか普通に日本酒を合わせることが
 
  できたし、みなさんにも簡単に体感できると思う。
 
  
    

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 14:01Comments(2)

2009年08月11日

正義のヒーロー? テンザンマスク参上!

  
   数日前の日記で名尾和紙さんとのことを書きましたが・・・・
 
  http://tenzansake.sagafan.jp/e122641.html
  
  いよいよそのお酒がデビューしました!! パチパチパチ。
 
  その名も・・・「 テンザンマスク 
  
  本名は「 純米酒粕焼酎 天山 」なんですが、愛称を
 
  「テンザンマスク」ということで、よろしくお願いします(笑)
 
 
  


 
  
  私が小学生、中学生の頃は、プロレス全盛時代でゴールデンにTVやってて、
 
  「ワールドプロレスリング」(新日本プロレス)で猪木やタイガーマスク、長州や藤波
 
  全日本ではジャンボ鶴田やスタン・ハンセン、ブロディなどに夢中だった。
 
  
  小学生の頃に小城公園で全日の興行があって、小城の開泉閣さんで
 
  ブロディと馬場さんが仲良くちゃんぽん食べてたのを外から覗いた記憶が
 
  あるが・・・ かなりセピア色の記憶で確かではないかも(笑)
 
  ただとにかく初めて生でみたプロレスラーは衝撃的で強烈な印象だった。
  
  JR佐賀駅でみたアンドレ・ザ・ジャイアントも凄かったけど・・・
 
  
 
  そんな僕らも、いつの間にかアラフォー世代に。
 
  仕事も今がまさに働き盛りのはずで、忙しい日々に埋没してるじゃないかな。
 
  また家庭での父親の存在感はかなり希薄になっているみたいで・・・
 
  
  昔、憧れたプロレスラーのように強くかっこいい自分を取り戻すために(笑)
  
  この焼酎を飲んで、がんばろう!!
 
  
  
    

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 09:50Comments(8)

2009年08月10日

橋下大阪府知事と教育再生タウンミーティング!

 
 これはまったくお酒と関係の無い話なんですが・・・
 
 私が出向しております(社)日本青年会議所 九州地区協議会
 
 説得力ある教育実践委員会(これまた長い名前・・・)が主催します
 
 教育系の講演会&タウンミーティングのご案内です。
 

 
 「昨今、私たちに飛び込んでくるニュースは耳を疑うものばかりです。
 
  かつては、よいとされる生き方や美しい心は、多くはおじいいちゃん
 
  おばあちゃんから、近所の人たちから、先人達から自然と学びとって
 
  いたと思います。こんな世の中で子ども達は何を手本に生きていけば
  
  よいのでしょうか?
 
  地域の明るい豊かな"まちづくり”"ひとづくり”を目指す我々青年会議所は
 
  知育・体育・徳育が一体となった教育こそが、こころ豊かな明るい未来を
 
  つくる原点だと考えております。「教育日本一の大阪」を目指している
 
  橋下徹大阪府知事、全国各地で教育再生を唱え続けている八木秀次理事長
 
  をお迎えし、市民の皆様と一緒に「徳育」を考えたいと思います。
 
  地域の教育再生に向け共に一歩を踏み出しましょう。」
 

  徳育のススメ 教育再生タウンミーティング
 
  ~こころ豊かな未来をつくる能動者たちへ Episode1~

 日 時:8月29日(土) 開場 9:00  開始 10:00~12:30

 場 所:福岡国際会議場 メインホール
      福岡市博多区石城町2-1
  
 申し込み先: 事前登録が必要です ↓ 申し込みはコチラから
         http://www09.jaycee.or.jp/2009/kyushu/

 入場無料、定員3,000名

 講演1:「徳育の教科書つくり」 
 
 一般財団法人日本教育再生機構  理事長 八木 秀次氏
 
 
 講演2:「こどもが笑顔になる徳育を目指して」
 
      大阪府知事  橋下 徹氏
 
 
 タウンミーティング  「徳育の教科書つくりと教育再生」
 
 
   

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 14:13Comments(0)

2009年08月10日

さが美酒物語

 
 先日の「佐賀 SAKE NIGHT」に続き、今度は「さが美酒物語」のご案内です。
 
 前者のイベントのほうは会場が酒造組合会館の3Fなのに対して、
 
 後者の「さが美酒物語」は会場が飲食店さんになります。
 
 8月の上旬からすでにスタートしていまして、佐賀県内の各地で好評開催中です。
 
 
 6回目となる今回は天山酒造が担当させていただきます。
 
 日本酒に関するセミナーと佐賀市唐人にある「味心 おた幸」さんの美味しい和食と
 
 天山のお酒を楽しむ懇親会のご案内です。
 
 
 
 「第6回 さが美酒物語」
 
 日 時: 平成21年9月1日(水) 19:00~21:30
 
 内 容:   日本酒セミナー    19:00~19:30
         懇親会         19:30~21:30
 
 会 場: 味心 おた幸   佐賀市唐人1-4-3

 会 費: 3,000円(税込み)

 定 員: 15名   *お申し込みはお早めに!
 
 申し込み先: おた幸  TEL:0952-23-1977
 
 
  この時期だったら、おた幸さん自慢の鱧料理が味わえるかも・・・・
 
   

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 13:23Comments(0)

2009年08月08日

盛り上がった!佐賀SAKE NIGHT

 
 

























   昨夜の佐賀SAKE NIGHTは大盛況だった。
 
   久しぶりに地元のお酒の会で熱気を感じた。
 
   上は日本酒de乾杯の挨拶をする原産地呼称管理制度委員長の筒井ガンコ堂さん。

   












 原産地呼称管理制度や認定酒、これからのPR事業の説明をする販促員の古賀さん(左)
 
 それと面白くわかりやすい「日本酒ってどんなお酒」のレクチャーをした小松さん(右)
 
 とにかく予想以上にセミナー参加者が多くてびっくり。
 
 皆さん、熱心にお二人の話に聞き入ってたなぁ・・・
 
 キューピーちゃんこと、小松さんの軽快なトークも今夜は絶好調だった!
 
 
















 懇親会の会場では多くの方が楽しそうに佐賀県産の日本酒と料理を味わってた。
 
 特に女性の参加が多かったように感じた。

 佐賀の女性は日本酒好き→佐賀の女性は肌がきれい ってことか?

 



























  会場には日本酒輸出協会会長できき酒のスペシャリストである松崎先生の姿も。
 
  わざわざ東京から駆けつけていただいた。
 
  教え子?でもある営業の納富くんと松尾くんと記念撮影。


 























  懇親会の最中、STSの番組「県政ナビ」の取材も。
 
  出品した「純米大吟醸 蛍川」をレポーターの方に試飲してもらった。
 
  「美味しい~!」とひとこと。
 
 
   
  しかし、関係ないけど あらためて自分の画像みてみるとかなり太ったなぁ・・・・

  
























  終了後、今回のイベントに携わった皆さんで記念撮影。
 
  意外と珍しい前掛けでの蔵元集合の画は新鮮だなぁ(笑)
 
  佐賀県の流通課の皆さんや原産地呼称管理制度の委員さん、
 
  SP事業の販促員さん、組合のスタッフの皆さん、お疲れ様でした。
 
  

  しかし、あくまでもこのイベントはプロローグに過ぎません。
 
  これから「佐賀SAKE NIGHT」と「さが美酒物語」はどんどん開催されますので
 
  お楽しみに! 
 
  これらの情報はこちらでチェック→http://www.sagasake.or.jp/sac/main/
 
  
  



  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 10:03Comments(8)

2009年08月07日

今夜は「佐賀SAKE NIGHT」オープニングイベント!!


   
   


   いよいよ、今夜です。
 
   佐賀県原産地呼称管理制度(・・・・長い名前だ・・・)PR事業の一環
 
   として開催される「佐賀SAKE NIGHT」の第一回目。
 
   場所は佐嘉神社記念館で19:00にスタート!
 
   
  
   あの佐賀新聞の広告が効いたのか、申し込み殺到(笑)
 
   定員100名の募集に200名を超えるお申し込みがあったため
 
   急遽、定員を増員して150名に(汗)
 
   なので、厳正に抽選させていただきました。
 
   抽選に漏れた皆さん、この「佐賀SAKE NIGHT」はこれから
 
   定期的に開催されますので、次の会でお会いしましょう!
 
   
   
   ちなみに今夜は日本酒セミナー&懇親会共に
 
   司会進行役を仰せつかりましたので・・・・
 
   今夜いらっしゃるかたは一緒に楽しみましょう!!!!
 
  
     

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2009年08月06日

肥前町夏季酒造講習会

 
  昨夜は小倉のリーガロイヤルに宿泊したので、
 
  小倉から今度は呼子の近くの唐津市の肥前町まで車で移動。
 
  朝9:00からの講習会に間に合わないものの急いで高速を
 
  運転してたが、福岡IC~大宰府ICが先月の大雨による土砂崩れの
  
  影響で不通になっており、そのため福岡ICから先の都市高速が
 
  大渋滞(汗) 福岡ICから百道へ抜けるまでに1時間はかかった。

  

  肥前町の会場に到着したのは11:00ころ。
 
  午前中の鈴木先生と勝木さんの話は後半しか聞けなかった・・・残念。
 
  


  そもそもこの酒造講習会は肥前町杜氏組合主催によるもの。
 
  この唐津市の肥前町は酒造り職人の蔵人さんやその長の杜氏さんの産地なのである。
 
  佐賀県の蔵元さんはここ出身の杜氏さんたちを雇っているケースが多く、
 
  「肥前杜氏」と呼ばれている。

  
  今日はそういった技術者のための講習会で年に一回、この時期に開催
 
  されている。
 
  


  午後からは佐賀県工業技術センターの小金丸先生の講義。
 
  午前中にも話題になったが、佐賀県産の酒米の確保は危機的な状況だ。
 
  一方では佐賀県原産地故障管理制度のPR事業を展開しているが、
 
  皮肉なことに佐賀県産の酒米が減少している現実がある。
 
  これにはいろいろな理由があるのだろうけど・・・
 
  どうにかして佐賀の酒米を確保することを真剣に取り組んでいかないと
 
  原産地呼称管理制度の未来も安泰ではない。
 
  
     

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2009年08月06日

小倉のちょろ松


  昨夜は酒造組合で開催された製造技術研究会の勉強会で
 
  佐賀大学の北垣先生の開発した低アルコール日本酒に適した
 
  酵母の話を聞いた。 
 
  低アルコール酒特有のムレ香を低減するという新種の酵母で
  
  普通の酵母よりアルコール生成能がやや劣るというもの。
 
  実際使ってみなければ分からんけど、面白そうではある。
 
  その勉強会の一部が終わった時点で、一路北九州の小倉へ向かう。
 
  
  
  北九州の経済界の大先輩方たちに囲まれて・・・・
 
  緊張しながら「ちょろ松」で会食した。
 
  





























  最初に出てきた料理。 うに&とたまご豆腐。


  
 



























   おこぜの活き造り    88歳の元気な女将さん一押しで、「ふぐより美味しいよ」
 
   ほんとにこれは予想以上にやわらかく甘みを感じた。絶品です。
 
   これと「地酒 天山」を冷やしていただいた。



 














  えびを持ってこられて、どうやって食べますか?と聞かれたので・・・
 
  「お造りで!」とお願いした。 こちらも甘みを感じて美味しいかった。






























  鮎の塩焼きとさきほどのえびのお頭を焼いたもの
 
  鮎は優しい女将さんが丁寧に骨抜きしてくれた(笑)

















  おこぜの唐揚げと締めのたまごかけご飯と五島うどん

  この最後のたまごかけご飯が最高にうまかった。 
 
  だし醤油がよいのか、たまごがよいのか。


  お酒は地酒天山→麦焼酎 小城のロックへ移行。


  食事の後も先輩方の修羅場をくぐってきた経験談は続く。
 
  いろんな経験をされた先輩方の話はとても興味深く、ここでは書けないことも
 
  たくさんあった(笑)

  
  昨夜の名言  「お金と女性はおっかけてはいけない・・・・」 深いなぁ。
 
  
  
  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 13:58Comments(0)

2009年08月05日

幸陽閣でランチ

 
  今日の午前中は今週末に発売される新商品のご案内で
 
  マスコミ各社を名尾和紙・六代目の谷口氏と杜氏の後藤さんと
 
  一緒に廻って、懸命のアピール(笑)
 
  そのうち新聞紙上で紹介されるかもしれませんのでお楽しみに!
 
  

   後藤杜氏と一緒に大好きなラーメン屋のひとつ「幸陽閣」へ。
 
   このラーメンが一時なくなってしまったときは悲しかったが、
 
   愛敬から西部環状線沿いに移転して、見事に復活してくれて、ありがたい。
 
   しかもお昼に食べられるなんて。
 
   今日もこの濃厚なスープと軟らかめの麺をおいしくいただいた。
  
  
  
   
  
 

   どうですか、この濃厚ぐあい。 以前はこれをさんざん飲んだ後に食べてたから・・・・
 
   次の日はもたれまくってたなぁ(笑)
 
   夜は焼肉やさんらしいけど、焼肉食べてる人もいるんだろうねぇ。
 
   
     

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 13:33Comments(0)

2009年08月04日

天山酒米研究会

 
 先月開催された「天山酒米栽培研究会」の7月研修会の模様。
 
 弊社では日本酒の原料となる酒米「山田錦」を地元の生産農家の
 
 皆さんと契約栽培を行っています。 
 
 また、数年前からその生産農家の皆さんと「天山酒米栽培研究会」を
 
 結成し、年に数回集まり、酒米の栽培に関する意見交換や研修会を
 
 行い、品質向上に努めています。

 「天山酒米栽培研究会」について詳しくは ↓
http://www.tenzan.co.jp/main/51.html?phpMyAdmin=xCvvxJvT5GNYQ0U-Ep0X55K9CKe
  
 
 

  弊社の会議室でさまざまな意見交換や情報交換の後に、
 
  元佐賀県農業試験所の技術員の雪竹先生より今年の天候に対する栽培の
 
  注意点なども指導いただきました。
 
  
  会議の後は実際に小城市内の圃場を廻り、葉色や茎長を測ったりして
 
  稲の生長をチェックしました。7月の長雨の影響も心配されましたが、
 
  今のところは順調に稲も成長しているようでホッとしました。
 
  
  
























  稲の生育状況を熱心にチェックする雪竹先生。
 
  (東与賀町に雪竹さんがやっている「虹の里」という農産物直売があるので
 
   よろしくお願いします!)
 
  雪竹先生にはこの天山酒米栽培研究会の栽培指導や「人米酒プロジェクト」の
 
  米作りの指導などでいろいろとお世話になっています。

 
  あとは今月末の出穂時期が栽培のポイントになりますので、その頃にまた
 
  研究会が開催される予定です。
 
 
  




  

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2009年08月04日

肥前名尾和紙と天山

 
  佐賀大和インターから三瀬方面へ国道263号線を車で走り・・・
 
  三反田(五反田ではない)の交差点を左折すると・・・・
 
  西川こんにゃく店があり、そのままさらに先へすすむと
 
  白い茎の様なものを大量に並べてある工房が見えてきます。

  (鶏めしや地どりの炭火焼で有名な名尾庵へ向かう途中にあります)
 
 
  その工房とは「肥前名尾和紙」さんです。
  
  六代目の谷口祐次郎さん。わたしと同じ危険な六代目(笑)

























  実際に漉いているところをみせてもらいました。なかなか大変そう(汗)
 
  以前、名尾和紙さんの工房を見せてもらったときに一目ぼれした和紙があって・・・
 
  それをさらにオリジナルに漉いてもらうことに。
  
  

 






















 
  「名尾和紙」は元禄12年だから三百年ほどの歴史をもつ伝統産業で、

  天山酒造よりもはるかに歴史がある素晴らしい伝統技術です。
 
  原料には楮(こうぞ)ではなく梶(かじ)を使用しているこだわり。
 
  梶は楮の原木だそうです。この梶をむして、皮をむき、乾燥させた皮が
 
  名尾和紙の原料となります。
 
  工房の入り口にたくさん並んでた白い茎の正体は皮をはがれた梶だったのです。

 
 
 

























  半年ほどいろいろと谷口さんにお願いしながら、ようやく名尾和紙のラベルが
  
  完成しました(喜)
 
  まだ、発売前なので詳しいことは書けませんが・・・
 
  この和紙、なかなかいいでしょ? もちろん一枚一枚、瓶に手貼りです。
 
  
  
  名尾和紙と天山酒造のコラボレーションの作品とは一体なんなのか?????   

   
  

  

  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 10:32Comments(2)