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Posted by さがファンブログ事務局 at

2010年08月30日

思い出の地、愛媛へ

 
 



























   昨日より、四国の愛媛へ。 
 
   博多から新幹線で岡山まで行き、そこから瀬戸大橋を通って松山へ向かう
 
   特急「しおかぜ」に乗りました。
 
   久しぶりに瀬戸大橋からの瀬戸内の眺めに懐かしさがこみあげてきました。
 
   私は14年前、実家の天山酒造に戻る前に愛媛県の川之江市(現・四国中央市)に
 
   ある名醸蔵「梅錦」さんで2年間ほど酒造りやいろいろなことを勉強させて
 
   いただきました。ここで過ごした2年間は青春の1ページなのです。
 
 


























   特急「しおかぜ」に乗って、「壬生川(にゅうがわ)」へ。
 
   この地名も難しい。普通は読めないでしょう。

  



























  この駅でお迎えいただいたのが、愛媛県西条市にある「村上酒店」の村上さんご夫婦。
 
  今年の春のdancyu日本酒イベントで弊社のブースにいらっしゃったことがきっかけで
 
  弊社の蔵にもお越しいただき、今度は私がお邪魔することになりました。
 
  村上さんは私と年齢が近いこともあり、以前からの知り合いのようにいろいろとお店のことや
 
  これからのことをお話いただきました。

 


























  お二人とランチに向かった先は・・・2・
 
  Ristorante 「 Quattro Stagioni
 
  このお店には久しぶりに会いたかった人がいるんです!
 
  その人は誰か・・・・・

 


























  このお店のオーナーシェフ 高橋昌章氏。
 
  ちょっと強面だけど、O型のナイスガイ(笑)
 
  実は私が以前、梅錦さんの地ビールレストランで勤務していた時の同僚なんです。
 
  当時、よく仕事が終わって毎日のように飲み明かしてバカやってた仲間です(笑)
 

 



























  パスタのランチセットをオーダー。
 
  このキャベツと上にかかっているたまねぎのドレッシングがなんともGood!
 
  ドレッシングかって帰ればよかったな。




























  私はだいたいパスタを食べる時、この「カルボナーラ」を頼むことが多いのですが・・・
 
  そのきっかけを作ったのがこの高橋シェフです。
 
  梅錦時代にまかないで彼が作ってくれたこのカルボナーラを初めて食べた時、
 
  衝撃を受けたことを覚えています。
 
  それ以来、「カルボナーラ」を食べ続けてます。単純な男でしょ(笑)
 
  それぐらい私に影響を与えた高橋シェフの想いでの「カルボナーラ」です!
 
  やはり濃厚で美味しかった! やっぱ、これですよ。



  このあと、もう一人の会いたい方に会いに新居浜市へ向かいました。
 
  その方とは・・・・・
  



























  (株)アソシエス 社長さんの渡部浩久氏とマネジャーの湯山さん。
 
  これまた二人とも地ビールレストラン時代の上司と同僚です。
 
  渡部さんは当時店長さんでいろいろと飲食業の厳しさを優しく教えていただきました(笑)
 
  今は更にパワーアップしたバイタリティでいろいろな方面でもご活躍中。





























   渡部さんは現在、二店舗の洋食レストランを経営中。
 
   こちらが本店の「 La.Materie (ラ・マテリエ)」 です。

   



























  そしてもう1店が 洋食 「 KOKORO 」   ん、誰かと同じ名前だ(笑)
 
  こちらのお店で渡部社長とお食事をすることに。
 
  本店より、ややカジュアルなスタイルでファミリー向きな個室も準備されています。
 
  どちらのお店もコンセプト的に食材にこだわり、その良さを引き出すような洋食を
 
  お楽しみいただけます。

   



























  社長一押しの「ナポリタン」 
 
  自家製の生麺パスタでもちもちしてます。
 
  使われているお野菜の一つ一つも美味しく、贅沢に無添加ハムも入っています。
 
  こんなナポリタンがやりたかったんだそうです。




























   チキン南蛮




























  魚介類のクリームコロッケ


  言い訳ではありませんが、この食事中、渡部氏の自転車への熱い想い、
 
  そしてこれからの新しい有機農法についての想いをじっくりと聞かせていただいた
 
  ため、ほとんど美味しいそうな食事がのどを通りませんでした(笑)
 
  常に新しいことへ挑戦しようとする渡部さんの情熱は凄い!です。
 
  今度、無料で例の土壌分析について教えてください!



  この後、さらに新居浜から小松へ移動し、高橋シェフや村上酒店ご夫婦、元同僚の佐伯君
 
  たちと合流し、熱い愛媛ナイトが遅くまで続いた・・・・・
 
  
   

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 11:29Comments(2)

2010年08月28日

球磨焼酎組合青年部の皆さん、ご来店!

 























   本日、午前中に熊本の球磨焼酎組合・青年部の皆さんが弊社の蔵見学に
 
   お見えになりました。
 
   昨日より、佐賀入りされてて佐賀県酒造組合の青年部「佐醸会」との意見交換会
 
   があり、お互いの事業報告などをされたとのことです。

   本来は私もその席にいて説明する予定だったのですが、急遽参加できなくなって
  
   しまい、本日はじめてお会いしました。
 
   
   球磨焼酎酒造組合青年部 の松本さん、福田さん、大石さん、溝辺さん
 
   と熊本県球磨地域振興局の松尾さんです。
 
 
   
   いろいろと貴重な情報交換の場となり、ありがとうございました。
 
   今度は私たちも人吉へお邪魔したいと思います!
 

 
     

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 14:01Comments(0)

2010年08月27日

日本酒とフレンチが奏でるハーモニー@オータニ博多

 
 
   


























    今週の水曜日、ホテルニューオータニ博多B1にあるレストラン
 
   「The Castillian Room」で「日本酒とフレンチが奏でるハーモニー」
 
   ということで弊社の日本酒とのペアリングの会が開催されました。 

 


























   今回の会に使用した天山酒造のお酒、五品。
 
   提供した順番で紹介すると・・・(写真左から)

   ① 大吟醸 飛天山 金賞受賞酒 
 
   ② 天山 純米吟醸 スパークリング おりがらみ

   ③ 七田 夏純
 
   ④ 純天山 特別純米酒
 
   ⑤ 天山 超辛口 本醸造


   最初は先日のハワイの全米日本酒歓評会でも金賞をいただいた
 
   「大吟醸 飛天山(ひてんざん) 金賞受賞酒」で乾杯!
 



























    「一口のお愉しみ」   串にささっているのはトロの炙りともろみきゅうり
 
 





























   「フォアグラのソテー  桃とインゲンと共に バニュルスのソースで」

   これに、スパークリングをあわせました。
 
   参加したお客様からフレンチではだいたいフォアグラには貴腐ワインをあわせる
 
   のが王道ですが、こういうのもありですねと。





























   「冷製博多ブイヤベース」   冷たいサフランのスープにお刺身が入ってました。
 
   これには「七田 夏純」をあわせました。
 
   おたがいさっぱりとした感じで相性ばっちりでした。
 
   女性のお客様には一番受けていたかもしれません。































   「 あなごのポワレ  サラダ仕立て  
 
           無花果と茄子のコンポート添え  バルサミコのアクセント 」
 

   これには特別純米酒の「純天山」を!
 
   バルサミコの酸味と純天山の旨みのコラボ。
 
   純天山は最初、冷たい温度で提供して、後からぬるめ(40℃くらい)に温めた
  
   ものを温度の違いによる味わいの変化を体感していただきました。
 
   「ほんと、同じ酒のなのに全然味わいが違って感じる!」との声も。

 


























   美味しい料理とお酒のマリアージュにお客様も自然と笑顔(笑)
 
   どんどんお酒に関する質問も飛び交いました。 

 


























   そしてメイン 「 仔牛のグリエ 金山寺味噌風のソース 夏野菜とともに 」

   このお肉の上にのっかっているチーズは・・・・・
 
   実は私の嫁さんが酒粕で漬けたクリームチーズです。 非売品(笑)
 
   これが何とも言えない風味でしたねぇ。 
 
   ちなみにこのクリームチーズの酒粕漬けは9/23(祝)の蔵開きの「Kensuky's Bar」
  
   に登場予定です。
  

 
   これに「 天山 超辛口 本醸造」を先ほどの純天山と同様に二種類の温度で。
 
   こちらは純天山より高めの温度(50℃)くらいで提供しました。
 
   お肉にはやっぱり純天山のほうが合うとの声も。
 

 
 

























   デザート  「 あんみつのジュレ ミルクジェラード 」
 
   実はこのデザートにも密かに天山のお酒が使用されていました。
 
   いやぁ、最後までシェフの豊富なアイデアが盛り込まれている料理でした。




























  今回の会を企画、運営いただいたホテルニューオータニ博多の皆様。

  一番左が ソムリエの小松さん。
 
  そして一番右がこのレストランの山口シェフです。
 
  素晴らしい料理の数々、ありがとうございました。


  また、中央の女性二人は実は「佐蔵会」の卒業メンバーなんです。
 
  左から大谷さんと鶴田さん。
 
  特に鶴田さんは最初は焼酎党であまり日本酒飲まなかったのに、いつの間にか
 
  日本酒にどっぷり浸かってくれて、こんな素敵な日本酒の会まで企画できるように
 
  なってくれました。 教え子を見守る教師みたいな心境です(笑)
 
  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 16:45Comments(3)

2010年08月27日

純米酒研修会in佐賀

 
  今週の火曜日、九州清酒協議会主催による「第3回純米酒研究会」が
 
  佐賀県酒造組合会館で開催され、福岡、長崎、大分、熊本より多くの
 
  酒造組合青年部の皆さんに参加いただきました。
 
 
  この研究会は佐賀の小松さんの発案で3年前より始まったのですが、
 
  九州地区の純米酒の市販酒レベルを向上させようという主旨で開催
 
  されており、お互いの市販純米酒を持ち寄り、目隠しできき酒し、採点
 
  するという、ある意味怖いきき酒会です。
 
  出品酒の中には九州外の売れ筋純米酒も混ざってます。
  



























   真剣なきき酒の後は、地元佐賀県の「東一」製造部長の勝木さんから純米酒造りに
 
   ついて講演いただきました。
 
   純米酒造りには技術的なこともあるが、それ以前に良質な好適米を安定的に
 
   いかに確保するかということが大事であるとおっしゃってました。
 
   まさにそのとおりだと思います。
 
   それから、これからの市場を考えた低アルコール純米吟醸酒「Nero(ネロ)」の
 
   開発の経緯について、その可能性について熱く語られました。
 
   


























   ただいま預かり中の佐賀大学の学生さん達もいっしょにお勉強。
 
   手前は伊万里の「松浦一」田尻氏。

  
   勉強会が終了して、場所を佐賀駅近くのお店へ移して懇親会。

   昼間の勉強会も大事ですが、夜の交流会も貴重な意見交換会の場となります。

 


























 
   今日、講師を務めていただいた「東一」の勝木さん。
  
   講演時にも話題に上がった「Nero」飲みましたが、アルコール度数13%とは思えない
 
   バランスの良さに驚きました。
 
   勝木さんが講演の中でもおっしゃってた原エキス管理の大事さを痛感しました。




























   佐賀牛のせいろ蒸しです。 他県からの蔵元さんも喜んでいただきました。




























   今回の勉強会で使用させていただいた九州外の純米酒です。(鍋島、七田のぞく) 
   
   この中でも小左衛門さんの美山錦の純米酒は良かったです!
 
   さすがにどの純米酒も売れ筋らしく、目隠しでも上位にランキングされてました。
 


























  左から大分県「鷹来屋」浜嶋さん、中央 福岡県「菊美人」江崎さん、
 
  右が佐賀県酒造組合 山崎さん。
 
  この中央の江崎さんは九州清酒協議会の会長さんで、ブログもまめに更新されています。

  菊美人ブログはこちらです。
 
 
  この純米酒研究会を機会に、九州の蔵元同士でどんどん研鑽しあって市販酒レベルを
 
  向上できたらと思います。 

 

  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 15:49Comments(3)

2010年08月24日

全米日本酒歓評会in ハワイ の結果

  
  先日の8/19(木)、ハワイのホノルルにて全米日本酒歓評会の
 
  一般公開、「Joy of SAKE」が開催されました。
 
  (私は残念ながら諸事情で行けませんでしたが・・・・)
 
  同じ佐賀県から天吹酒造の木下くんがこのイベントに参加
 
  するために現地入りしており、またハワイに滞在中の私の親戚
 
  の方も参加してくれていて、お二人からメールで結果を連絡くださいました。
   




































 


























    大吟醸の部門で 「大吟醸 飛天山(ひてんざん)」が 金賞 Gold 
 
        純米酒の部門で 「純米原酒 地酒天山」 が金賞 Gold
 
    吟醸酒の部門で 「七田 純米吟醸」が銀賞 Silver
 
 
     以上、3点が入賞いたしました! 
 
 
   今年も一般公開の会場には高い会費を払って、お客様が1,000人も
 
   来場されたそうです。
 
   相変わらず、ハワイでの日本酒人気はすごいですね。
 

   この後、この「Joy of SAKE」はサンフランシスコ、ニューヨークの会場でも
 
   開催され、なんと今年の11月には初めてTokyoでも開催されるとか。
 
   
 
  
 
  
    

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 14:48Comments(0)

2010年08月24日

佐賀大学の学生さんたちが酒蔵で・・・・

 
  昨日の月曜日より佐賀大学農学部の学生さんたち5名
 
  (院生2名、3年生3名)が弊社の酒蔵へ、職場体験のために
 
  一週間ほど滞在することになりました。
 
 























  皆さん、北垣先生の研究室で研究されている関係もあって微生物や醗酵に
 
  関することが研究テーマということで、後藤杜氏からの基礎的なレクチャーに
 
  対する理解も早いようです。
 
  金曜日から弊社で商品の包装や出荷、営業にいたるまでしっかりと体験して
 
  いただいて、これからの社会に出る時に何かしら役立てていただけるような
 
  研修になるように頑張っていただきたいと思います。

  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 13:28Comments(0)

2010年08月20日

秋の「蔵開き」をやります

    
   初めての秋の開催となる「秋の天山蔵開き」を
 
   来月の9月23日(祝)に開催します!
 
   まだまだ、連日の猛暑続きで今から秋の事は考えられないよって
 
   感じでしょうが、来月のこの頃には少し涼しくなっていて欲しいなぁと・・・
 
 
   秋といってもまだ初秋ですが、なぜこの時期にとお思いでしょうが。
 
   小城にはこの時期に秋の訪れを告げる風物詩的なものがあります。
 
   それは・・・・ 酒蔵近くの小城市小城町「江里山(えりやま)地区の棚田」
 
   いっぱいに咲き誇る彼岸花です!
 



































   稲の薄グリーンと赤い彼岸花のコントラストが美しいでしょ。

   この9/23(祝)に江里山地区では「ひがんばな祭り」が開催されていますので、
 
   ついでにうちの蔵開きにもお寄りください(笑)
 
 
   そして、今回の「天山 蔵開き」は「FMさが」さんが蔵開き開催中の
 
   弊社レンガ蔵から「Iheart01小城」をはじめ特別番組を公開生放送することが
 
   決定いたしております!! イェーイ!!
 
   どんな内容になるかはまだ秘密ですが、楽しそうな番組になりそうです。
 
   FM局が酒蔵から番組を公開生放送するのは珍しいことだと思いますよ。


           秋の天山 蔵開 
  
    日時: 9月23日( 10:00~17:00
 
    場所:天山酒造  佐賀県小城市小城町岩蔵1520 
 
 
   この秋おすすめの旨みたっぷりな「ひやおろし」
      的日本酒
のテイスティング。
 
    謎のマスターが主宰する幻のSake Bar
    「Kensuky's Bar」
が復活!
 
    実りの秋を感じる地元の食材や特産物の物販コーナー。
 
    三味線とピアノ演奏によるミニライブ
 
        レンガ蔵で2ステージ予定してます!
 
    ほかにもサプライズな企画が盛りだくさん。
 
    そのうち小出しで紹介していきますんで、お楽しみに!
 
    
    とりあえず、9月23日(祝)の予定だけ空けておいてください!  

    今回もJR小城駅から天山酒造の酒蔵まで
      無料シャトルバスを運行します!

  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 15:18Comments(0)

2010年08月18日

水ヶ江にある森本商店さん

 
  佐賀市内にある地酒専門店「森本商店」さん。
 
  創業昭和6年という老舗の酒販店さんで片田江交差点から
 
  龍谷高校の方へ南に進むと、進行方向左手に見えてきます。
 
  店内のスペースは広く、日本酒やワインの品質管理も行き届いています。
 
  じっくりお酒を選べるって感じのお店ですね。
 
  全国各地の地酒や地元佐賀の地酒も多数そろっています。

  また、ワインや日本酒の貯蔵のためのセラーもあります。



  こちらの「森本商店」さんでは弊社の北部九州地区(福岡、佐賀、長崎)限定発売の
 
  ブランド「岩の蔵(いわのくら)」をお取り扱いいただいています。
 
  森本さんのWEBサイトでも「岩の蔵」を特選商品としておすすめしてもらってます!
 

 
  「岩の蔵」は昨年の秋から、純米酒化へリニューアルして以来、地元の佐賀で
 
  ジワジワと人気が出てきています。 特に純米吟醸が売れいてるみたいです。
 
  また、秋のお酒として9/9(木)~「岩の蔵 純米 秋上がり」というしっかりと
 
  熟成させた旨みたっぷりの純米酒の生詰めを季節限定発売します!
 
  この岩の蔵ともども、「森本商店」さんをよろしくお願いします。
 

  
   

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 10:59Comments(0)

2010年08月17日

唐津の名店「水野旅館」




































  お盆休みを利用して、家族で唐津城へ。
 
  久しぶりに上の天守閣まで歩いて登りました。
 
  いやぁー、日ごろの運動不足がたたり、ゼーゼー言ってました。
 
 
  そして、夜は久しぶりに「水野旅館」さんでお食事を。 
 
























   唐津城、そして早稲田佐賀中学・高校のすぐ近くにある
 
   老舗の生簀料理のお店です。
 
   とにかく新鮮な玄界灘のお魚が美味しいんです!
 
 






















  まずは・・・・このお店の名物 「とんさんなます」(殿様刺身)
 
  鯛のお造りですが、太閤殿下が名護屋出陣のおり、唐津の地元の
 
  漁師さんが生き魚を海水で洗い、刺身にして、「えなが」に盛って
 
  差し出したところ、「これぞ料理の粋である」と賞賛されたという話に
 
  由来しているようです。 
























  この「とんさんなます」にはやはり「大吟醸 飛天山(ひてんざん)」でしょう!
 
  氷で冷やすことのできる酒器でいただきました。

























  そして、唐津といえば・・・ やはりイカです。
 
  豪快に大きいのが1本出てきました。
 
  身がこりこりしてて、甘みもあっておいしゅうございました。
 
























   次に・・・・ 五島でとれた巨大な伊勢えび。
 
   お店の人によると、この日一番のビックサイズだそうです。
 
   ポン酢であっさりといただくお造りもいいけど、このお頭の赤だしも美味しいですよね。


























                        イサキの幽庵焼き

 
 




























                        穴子豆腐
















   冷製アワビの酒蒸し 肝ソースで               茶碗むしのウニ添え

 

























   そしてサザエさんも登場しました。
 
   夏っぽい装いで「サザエのサラダ仕立て」
 
   これだけ海の幸を堪能できたら幸せものです。
 
 



























   伊勢えびの赤だしとご飯でしめです。
 
   老舗の落ち着いたたたずまいのお店で、唐津の玄界灘の新鮮なお魚と
 
   大吟醸「飛天山」をゆっくりと美味しくいただけました。
 
   かなり精神的にリフレッシュされたような気がします。
 
  
      

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 19:13Comments(1)

2010年08月13日

最近、出版された日本酒の本

 
  ここ1,2年、日本酒を特集した雑誌や日本酒のムック本が
 
  よく出版されていますよね。
 
  少しずつ日本酒が注目されてきている証拠かな?
 
  最近の出版された本を紹介します。
 




































  「日本酒手帳」     1,400円(税別)
 
  「きき酒師」や「焼酎アドバイザー」などの資格を主催している
 
  SSI(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合)監修。
 
  割とコンパクトなサイズで持ち運びには便利ですね。
 
  「七田 純米」をご紹介いただきました。
 





































    「おとなの常識 日本酒」   藤田千恵子著
 
                      1,600円(税別)
 
  全国各地の酒蔵を取材、執筆されている有名なフリーライター
  
  藤田さんの日本酒基礎知識的な一冊。
 
  お酒を選ぶときの参考になりますよ。
 
  こちらも「七田 純米」をご紹介いただきました。
 


 















































  そして、すさまじい勢いで日本酒ムック本を連発している「枻(えい)出版社」さん。
 
  これで何弾目になるのだろうか? 
 
  「日本酒の季節」  1,200円(税別)
 
  夏から秋にかけておすすめの日本酒が紹介されていますよ!
 
  「七田 純米 おりがらみ」 「七田 夏純」 
 
  9/1より発売予定の「七田 七割五分磨き 雄町 ひやおろし」を
 
  紹介いただきました。
 
 
  皆さん、立ち読みしないで購読してくださいね!
 
  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 17:40Comments(3)

2010年08月13日

南部の美人な酒蔵へ

 
  八戸の「八食センター」を後にした我々は高速道路で二戸(にのへ)へ。
 
  八戸~二戸へ向う間に、九戸、一戸と通過。
 
  あれっ、なんで九戸から一戸に数字が減るんだろ?という
 
  素朴な疑問を抱いたので、聞いてみたら、一戸~九戸は環状線みたく
 
  円状になってて、それで九戸の隣が一戸だそうです。
  


























   私的には初めての訪問となった岩手県「南部美人」の醸造元。
 
   こちらの専務の久慈浩介くんとは東京農業大学時代からの付き合いで国内は
 
   もとより海外で一緒になること多いです。
 
   ただ残念ながら今回はタイミングが合わず彼は蔵にはいませんでした。
 
   (いつもの彼のハードスケジュールを考えれば、当然か・・・・)

 


























   蔵の入り口すぐにあった井戸です。
 
   この仕込み水から銘酒「南部美人」が誕生しているのです。

 


























  今回、酒蔵の中をご案内いただき、丁寧にご説明いただいたのは
 
  松森杜氏さんです。
 
  寒い地方ならではの工夫もところどころにされていました。
 
 

























  久慈くんらしいな・・と思ったのはこのパネル。
 
  各工程の責任者の方の写真が掲出されていました。 これは面白い!
  
 
  ちょうど私たちが訪問したときは梅酒の製造時期だったようで、浸漬後の
 
  梅の実を処理されていました。
 
  南部美人さんの梅酒は糖類無添加でさっぱりしていますのでお試しください!




    

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 17:14Comments(0)

2010年08月13日

青森の海の幸

  しばらくブログをご無沙汰しておりました。
 
  ネタはたまっておりますが・・・・
 
  前回の青森の続きからお付き合いください(汗)

 

























  八戸の夜を堪能した一行は翌日、「八食センター」という巨大な海産物直売所へ。
 
  とにかく驚きの連続でしたが、ここはデカイですよ。
 
  おそらく唐津の「おさかな村」さんの3倍以上のスペースは
 
  ありますから、どれだけ広いか理解していただけると思います。

  


























   もちろん海産物を中心に販売しているんですが、「お酒」の販売コーナーも
 
   すごいっ!  地元の青森県の地酒を中心に、隣県の秋田県のコーナーや
 
   岩手県のコーナーもあるくらい。
 
   写真は「陸奥八仙」のコーナーです。 

   やはり東北の方は日本酒を愛してる方が多いんでしょうね。
 
 

























  海産物のお店が立ち並ぶところへ向うと・・・・
 
  まず目に飛び込んできたのは八戸産の「天然ほや」です!
 
  前日、我々を苦しめた? 「ほや」はやはりグロテスクなビジュアルです。
 
  「ばくらい」という「ほやの塩辛」なんかは好きなんですけどねぇ。
 
  さすがに「ほやの刺身」は強烈すぎました(笑)
 














     カニや前日食べた「なめたカレイ」が所狭しと並んでいます。
 
 


























   なかにはこんな巨大な魚も。
 
   最初は「ミイラ?」って読み間違えてしまいました(笑)
 
   食べたこと無いけど、美味しいんでしょうか?
 
   


























  この「八食センター」の面白いところは、この「七厘村」の存在。
 
  まわりのお店から新鮮な魚介類を持ち込んで、七厘の上で焼きながら
 
  ホタテやカキやイカなどいろいろと楽しめます。



























  こんな感じで、お客様は楽しんでます。
 
  よく店内を観察していると気づいたんですが、ほとんど海外からのお客様でした。
 
  中国の方か、韓国の方かわかりませんが、皆さん楽しそうに食事していました。
 
  佐賀もどんどんアジアのお客様を受け入れる準備をしなければ!

 
  その後、そのセンターの中のお寿司屋さんで名物の「せんべい鍋」を!














  青森の地鶏で出汁をとった鍋にせんべいを手でちぎりながら入れて・・・・
 
  これが予想以上に美味しかったです。 このせんべえの芯が少し残ったくらい
 
  のいわゆるアルデンテの状態で食べたら最高です!
 
  あまりに美味しかったので、お土産にセットを購入しました(笑)
 
  
  食事を終えた一行は八戸を後にして、次の目的地の二戸(にのへ)市へ。
 
 
  続く
  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 09:40Comments(0)

2010年08月06日

八戸三社大祭

 
  「陸奥八仙」の酒蔵を訪れた日はちょうど地元の大きなお祭りの
 
  期間中でした。
 
  八戸市内の中心部にあるおまつり広場へ行ってみると・・・

 

























  豪華絢爛、見事な山車が並んでました。
 
  ひとつひとつの山車がテーマが異なり、圧倒されます。
 


























  なかでも私の中で最も印象に残ったのがこの山車。
 
  「秀作」を受賞したみたいです。
 
  例えが間違っているかもしれませんが、紅白の小林幸子さんみたいな感じでしょうか・・・




























  さきほどの広場ですっかりお祭り気分を堪能した私どもは八戸の郷土料理を
 
  楽しめる駒井君おすすめのお店「ばんや」さんへ。
 



























   左上から ふき  イカの肝あえ
 
   そして下の魚の煮物なんですが・・・ 八戸産の「なめたカレイ」です。
 
   こんな身が厚いカレイは佐賀にはない(笑) 
  
   有明産のくちぞことは味わいも違いました。




























  八戸は海の幸が豊富。
 
  特にホタテが美味しかったです! 
 




























  最後に〆鯖です。 サバも八戸ではよく水揚げされるようですね。
 
  八戸の海の幸と「陸奥八仙」はベストマッチングでした。
 



























  二次会のお店に突然現れた「虎舞」
 
  すごいなぁ・・と思ってみてたけど・・・・
 
  あれっ、この下で支えている男性、どっかで見たことある?
 
  なんと偶然にも以前、滝野川の試験所跡で一ヵ月半ほど一緒に 

  醸造技術の研修を受けた仲間でした。
 
  八戸酒類の加藤さんです。いやぁーこんな偶然もあるんですね。

 
  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 20:47Comments(0)

2010年08月04日

美しすぎる〇〇in八戸

 
  今週の月曜日から、青森県八戸市へ。
 
  今まで東北へはあまりいったことが無く、特に青森県と岩手県は
 
  まだ一度も行ってないエリアだったのでとても楽しみにしておりました。
 
  今回は「蔵元有志の会」の夏季研修会で、メンバーの酒蔵さんを訪問
  
  するのですが・・・・ 当番蔵元が青森県「陸奥八仙」の駒井くんです。

 

























  朝一の飛行機で羽田まで飛んで、東京駅から東北新幹線で八戸へ。
 
  駅におりた瞬間に感じたことは・・・・「めっちゃ涼しい!!!」
 
  なんでしょう、この九州の暑さとの違いは。
 
  (前日までは八戸も暑かったそうですが・・・・)



























   駒井くんにランチを食べに連れてきていただいたお店です。
 
   海岸沿いにある見晴らしの良いロケーションです。
 
   もちろん、海の幸がたっぷりの料理があるはずです。

 

























   これが、八戸名物、噂の「磯ラーメン」。
 
   海の幸がたっぷり入っていて、スープ自体も磯の香りがします。

















    私が頼んだのは「ウニ丼」             ウニの玉子とじ丼もあります(驚)

  先月、壱岐に行った時に食べれなかったのが頭に残ってて、迷わずウニ丼。
 
  九州のような小ぶりのウニとは違い、ダイナミックなバフンウニもあります。




























   昼食後に立ち寄った「蕪嶋神社」。
 
   多くのウミネコが生息している地帯でもあります。
 
   ここで美しすぎる〇〇に悲劇がおこることになるとは・・・・















   石段を登っている最中、後方から「キャッ!」という悲鳴が聞こえてきました。
 
   美しすぎる杜氏でおなじみの美穂さんがウミネコ爆弾に命中してしまったのです。
 
   ウミネコ爆弾は赤い鳥居の下でよく発生するようなのでご注意を!
 
 


























   こちらが今回の訪問先、「陸奥八仙」の醸造元です。
  
   赤いレンガの壁が印象的な素晴らしい佇まいです。

 

























    今回お世話になった新婚の駒井夫婦が笑顔でお出迎え。
 
    こちらは美しすぎる蔵嫁としておなじみの奥様です。
 
    八仙のお酒と一緒で爽やかなお二人ですねぇ。
 
    この後、駒井君と製造部の大江さんに酒蔵を案内していただきました。
 
    昨年、引越しをされたばかりで蔵の中は新たにいろいろ改装されていて
 
    とてもキレイでした。当たり前のことかも知れませんが、いい酒を造っている
 
    蔵はたいがい掃除が行き届いていますね。


    蔵見学を終えた頃に美しすぎるシリーズのオオトリが登場!





























    中央の浴衣の女性があの「美しすぎる市議」の藤川さんです。
 
    今回訪問した「開運」土井くん、「月山」吉田くん、「冨久長」美穂さんたちと
 
    記念撮影。
 
    八戸ではこの時期、三社大祭というお祭りの期間中だったので浴衣で
 
    蔵にいらっしゃいました。 




























    私も調子に乗って・・・ 一緒にパチリ。
 
    何でしょうか、この顔のサイズの違いは(笑)
 
    遠近法でしょうか・・・・ さすがに、その辺も慣れてらっしゃる。

    とても気さくな方で、お酒もだいぶお強いそうですよ。
  
 


























  その後、駒井君のお母様と奥様の手作りの郷土料理をいただきながら
 
  陸奥八仙をティスティングさせていただきました。
 
  サバの切り身が入った「煮なます」美味しかったです。
 
  
 
  この後、八戸の夜偏へと続く・・・・・
  

Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 15:39Comments(0)