2011年04月30日
水戸のお蕎麦屋さんでお酒の会
東京の二日目は新橋の日本酒造会館4Fにて先月開催予定だった
「有志蔵元きき酒会」が延期開催されました。
酒販店さんや飲食店さんには改めてのご案内となりましたが、
たくさんの皆様に足を運んでいただき、私どもの新酒を中心とした
22BYのお酒をきき酒していただきました。
ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました!
きき酒会終了後、その日の夜に予定されているお酒の会に参加するため
水戸まで移動。今回の会を企画・準備していただいた水戸の酒販店さん
金澤留造酒店の金澤さんがわざわざ車で東京まで迎えに来ていただき
水戸までちょっとしたドライブ。

久しぶりにのった首都高速です。
東京スカイツリーが目の前に!!!
その後、首都高の渋滞を抜けたら常磐道へ。
常磐道も震災の影響でかなり道路が凸凹になっているという話でしたが、
そんなに走っている時には感じませんでした。

水戸に到着して、まずは3年ほど前に改装された金澤さんの店舗へ。
金澤留造酒店さん
改装当時はレストランとよく間違えられたという話でしたが、確かにお洒落な
店舗です。

こちらが日本酒がおいてあるスペース。
なんかテンションが上がりますね。

お店の笹目さん(左)と金澤社長さん(右)
ここの日本酒コーナーも今はきれいに復旧されていますが、震災後は
棚に陳列している商品が倒れて、破損したらしく、その処理だけでも
大変だったそうです。東京近郊の酒販店さんもそういった被害は多かった
ようですが、この茨城や栃木、群馬といった北関東は特に被害大きいようです。

これはお借りしました被災直後の同じスペースの写真です。

ほかにも栃木産の石でできた倉庫(この地域には多いそうです)も
ご覧のように大きな亀裂ができていました。
金澤さんのお店はそういった大変な状況だったわけですが、このお酒の会
の打ち合わせの時もとても前向きで、困難に立ち向かっていくその姿勢に
とても心を動かされました。

この日の会場となるお蕎麦屋さん「にのまえ」さんに到着。
関東近郊の飲食店さんの多くはこのように夜も看板は節電のために
OFFの状態になっています。

お店の常連さんを中心に日本酒好きなお客様たちが参加して
いただきました。
少しでも水戸の皆さんの震災のストレスを癒すことができればと
私なりに一生懸命にお酒の話をさせていただきました。
(逆にストレスを与えてたりして・・・)
ちなみに酒の会中、余震がありまして・・・
私一人ちょっと慌ててましたが、地元の皆さんは落ち着いたもので、
今のは震度3?4かな?と予測されていました。正解は震度4。
お客様の中にはJCの先輩もいらっしゃって、会が終わったら水戸の
楽しいところ連れてってあげるとお誘いも(笑)
まずは乾杯の定番酒、「大吟醸 飛天山(ひてんざん)」で乾杯!

そして、この燻製三種盛り(ささみ、鰹、鴨にく)には
「七田 七割五分磨き 雄町 無濾過生」を合わせました。
この鴨肉の燻製が旨みたっぷりでやばかったですねぇ。

見た目も彩り鮮やかな野菜のテリーヌ
これには「七田 純米吟醸」を。


けんちん汁のそばがき じゃが肉(肉じゃがではない?)
七田 純米 七田 七割五分磨き 山田錦

そして、やはり最後の締めはお蕎麦です。
「常盤秋そば」という品種の蕎麦を使用しています。
春でも秋そばです(笑)
私もつるりっとあっという間に食べてしまいました。美味しいっ!
お酒のトリはこちらもすっかり定番、「天山 超辛口」のお燗です。
こちらもお客様に高評いただきました。

最後に手打ちそば「にのまえ」さんの眞家さんご夫婦(右端と左端)、
金澤さんと一緒に記念撮影。
眞家さんの作る料理の温かさ、人柄がお客様に伝わって、
アットホームでほのぼのとした楽しいお酒の会になりました。
金澤さん、眞家さん、本当にお世話になりました。
手打ち蕎麦 「にのまえ」 水戸市末広町3-7-15 TEL:029-303-6058
(株)金澤留造酒店 水戸市袴塚3-9-8 TEL:029-221-4877
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
11:12
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2011年04月28日
楽の房@三軒茶屋
今週は月曜から東京に来ています。
この時期は季節柄、いろいろと試飲会や日本酒イベントが開催されるのですが、
特に今週はそれが連続します。
試飲会が三日連続、お酒の会も二日連続となっておりますので、いろんな方と
お会いすることが出来るチャンスです。
東京初日の夜は、世田谷の三軒茶屋へ。
学生時代に二年ほど、桜新町に住んでいたことがあるので、三茶は
ちょっとした思い出の街ですね。

東急田園都市線の三軒茶屋の駅から徒歩7分くらいの太子堂にある
焼鳥屋さん「楽の房」さんへ。
こちらの社長さんが以前、試飲会に参加されて七田を気に入っていただき
それ以来お取り扱いいただいております。

とりあえず食べたいつまみ、ポテサラ。定番ですね。

もも肉のたたき ポン酢&柚子胡椒のゴールデンコンビとともに
お肉がやわらかいっ!(板東風)
ここで「七田 七割五分磨き 無濾過生 2011」を。 やはりお肉に合います。
そして、おまかせで串を5点お願いしました。

まずは「ソデ」、初めてです。希少な部位なのかな?
手羽先の付け根辺りのお肉だそうです。
これが、ぷりっぷりでジューシーで美味しい!!!!


ふともも さえずり(食道)
さえずりもおそらく初めて食べましたが、鳥皮とホルモン(腸)の中間みたいな
食感でしたね。


焼き加減が絶妙なレバー つくね 温玉添え
この「楽の房」さんの串焼きは1本、1本のレベルが高い。
かなりお肉の質もいいんだろうなと感じます。
そして、日本酒の品揃えもバラエティ豊か。有名銘柄を揃えているだけではなく、
しっかりと味わいの異なるタイプをバランスよくリストアップされています。
この日も日本酒からの白ワインと移行してしまい・・・次の日が大変でした。
途中から合流いただいた、「月山」の吉田君、「万齢」の小松さん、わざわざ
ありがとうございました。 おかげさまで楽しいひと時となりました。
「楽の房」 世田谷区太子堂3-11-4 TEL:03-5486-0021
追伸:店長の牛嶋さんは佐賀県鳥栖市出身の方でしたよ!!!
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
10:10
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2011年04月26日
佐賀市にOPENした「鮨なかやま」
いつもは大人数で盛り上がる会なんですけど、今回は少人数で
しっぽりと飲むことになったので、OPENしたばかりのお寿司屋さんへ。
愛敬町の北側を東へいったところにある「山ビル」という2階建ての飲食店ビル
の1Fにある「鮨なかやま」さんへ。
もちろん、今回が初めての訪問となります。
まずはおつまみで飲むことに。「岩の蔵 純米吟醸」を冷酒で。
肴はお造りの盛り合せ。馬刺しも美味しかった。
鯛の骨蒸し。 佐賀県人は全国で最も鯛を消費している県民です。
身がやわらくて、ついつい杯がすすみます。
ここらへんでギアチェンジして、「特別純米酒 純天山」のお燗を。
うん、やわらかな味わい。
けっこう、純天山のお燗をいただいて、酔っ払ってきたころに
軽く握ってもらいました。しょうがも美味しかったし、さらにお燗が飲んじゃいました。
お店の若主人、中山さんです。
博多の名店「やまなか」さんで長年修行されていたそうです。
今度、お酒の会をしてもらうことに決定しました!
鮨 なかやま 佐賀市愛敬町12-22 山ビル1F 0952-25-9550
しっぽりと飲むことになったので、OPENしたばかりのお寿司屋さんへ。

愛敬町の北側を東へいったところにある「山ビル」という2階建ての飲食店ビル
の1Fにある「鮨なかやま」さんへ。
もちろん、今回が初めての訪問となります。

まずはおつまみで飲むことに。「岩の蔵 純米吟醸」を冷酒で。
肴はお造りの盛り合せ。馬刺しも美味しかった。

鯛の骨蒸し。 佐賀県人は全国で最も鯛を消費している県民です。
身がやわらくて、ついつい杯がすすみます。
ここらへんでギアチェンジして、「特別純米酒 純天山」のお燗を。
うん、やわらかな味わい。

けっこう、純天山のお燗をいただいて、酔っ払ってきたころに
軽く握ってもらいました。しょうがも美味しかったし、さらにお燗が飲んじゃいました。

お店の若主人、中山さんです。
博多の名店「やまなか」さんで長年修行されていたそうです。
今度、お酒の会をしてもらうことに決定しました!
鮨 なかやま 佐賀市愛敬町12-22 山ビル1F 0952-25-9550
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
18:47
│Comments(2)
2011年04月25日
春の佐賀認定酒の審査会&お披露目会
先週の土曜日に佐賀市内のマリトピアさんで「佐賀県原産地呼称管理制度」
春の認定酒を決めるための審査会並びに認定酒お披露目会が開催されました。

この佐賀県原産地呼称管理制度(長い制度名ですが・・・)では地元佐賀県産の
原料(米や麦や水など)を100%使用して佐賀県内の製造場で製造された
純米酒や本格焼酎を委員会の皆さんが官能評価により審査して、
品質が良いものと判断された場合に認定されます。

審査時はもちろんブラインドによるテイスティングで、アンバーグラスを
使用しています。
審査員は香り、味わい、バランス、総合評価の項目で審査し、最終的に
5段階で評価します。

今年の春の審査から私も委員会のメンバーになりました。
蔵元はあくまでもオブザーバーという立場で私たちのつけた点数は審査の
結果に反映されません。
ただ、一生懸命に官能評価させていただきました。

基本的に審査する委員の皆さんは専門家の方が多いです。
副委員長の松崎晴雄さんはご存知の通り、全国的に知られるきき酒の達人
ですし、他には国税局の鑑定官室長や酒類卸業の方、酒販店さん、飲食店さん
などの酒類業のプロの方たちで構成されています。
先日、新酒の会でお世話になった「鶴荘」(太良)の若主人、赤木君も今回から
審査員デビューしました。

さらに今回の審査から、消費者委員の皆さんも参加しています。
福岡から佐蔵会の卒業生の姿も。真剣に頑張っていただきました。
消費者の皆さんの評価も大変参考になります。
これがプロの評価と必ずしも一致しないところが、実に面白い点です。
専門家からすると気になる(マイナスの評価)香りや味わいも
消費者の皆さんはそんなに気にしていないということもあるはずですしね。

審査終了後、春の認定酒が発表されて、お楽しみのお披露目会。
今回認定されたのは純米酒62点、本格焼酎12点の合計64点。
認定酒の一覧はこちらから。
今回は土曜日開催ということもあり、たくさんの佐賀酒ファンの皆様に
ご来場いただき、新酒の味わいを確認していただきました。
今回の認定酒や佐賀の新酒が大集合するイベントが5/20(金)19:30~
「佐賀SAKE NIGHT」としてマリトピアさんで開催されます。
この日は蔵元も大集合しますので、九州の日本酒ファンの皆様、
要チェックですよ。申し込みは明日(4/27)までとなっておりますので、
お忘れなき様に!
参加申し込みや詳しい情報はこちらから。
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
08:38
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2011年04月24日
目聞き会@KKR東京

酒販店さん、飲食店さんを対象としたプロ向けの試飲商談会
「目聞き会」がKKR東京ホテルで開催されました。
この試飲会の企画・運営していただいているサケオフィステラダの寺田さん。
私たち蔵元や酒販店さんの頼れる兄貴分です。
試飲会が始まる前に参加している全ての蔵元より、近況報告がありました。
ちょうど私どものブースの前だったので、いろんな蔵元さんの話を聞けて
いい勉強の機会となりました。

あまり報道では取り上げられていませんが、震災の被害が大きかった
「茨城県」からの参加された「来福」の藤村くん。同い年の社長さんです。
やはり在庫の瓶が多数倒れて被害があったそうです。
それでも彼は前向きに頑張っています! 茨城の蔵元さんも応援しましょう!


ハッピー「開運」土井くん 来月米国でご一緒する「小佐衛門」中島さん


今回から参加したニューフェイスの二蔵です。
兵庫県「龍力」の本田くん 島根県「月山」の吉田くん
参加している蔵元さんがどんな環境で酒造りをしているのか、どんなお酒を目指して
いるのか、など大変参考になるお話を聞くことができました。
5分間という短い時間の中で、いかに自蔵の情報をお客さまにわかりやすく
的確に伝えるかということの大事さを痛感しました。
そして、わが社は最後の順番でまわってきました・・・・

弊社のプレゼンを務めたのは営業の松尾くん。
突然の指名にもかかわらず、しっかりと弊社のPRをやってくれました!

この目聞き会の良いところは、お客様がセルフでしっかりと試飲いただき、
私ども蔵元としっかり商談できることろだろうと思います。
各蔵元さんのブースもパーテーションで仕切られてあり、周囲を気にすることなく
突っ込んだ会話もできます。
弊社としてはお取引先の皆さんとのコミュニケーションを図れる機会としても
この「目聞き会」は貴重な試飲会となります。

今回の目聞き会では春~夏にかけてのおすすめ商品を持参しました。
新酒の生酒を中心に、夏向けのお酒もダミー瓶で紹介。
5月のGW明けから発売予定の「天山 夏吟」と「七田 夏純」。
早くもたくさんのご予約をいただいております。ありがとうございます。
夏吟の華やかさ、夏純の心地よい酸味をお楽しみいただけると思います。
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
09:48
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2011年04月22日
浜松町の隠れ家的名店@旬彩「濱壹(はまいち)」

取引先の酒販店さんと浜松町の「濱壹(はまいち)」さんへ。
隠れ家的なお店ということもあり、なかなか辿り着けず・・・・
挙句の果てにはお店の方に迎えに来ていただきました(汗)
こちらのお店では弊社の「天山 超辛口」を定番酒として長くお取り扱い
いただいております。
店内はやや暗めで個室もあるので、大事なお客様とのご利用におすすめの
お店です。
夜のお料理はおまかせコースメニューとなります。

まずはほうぼうの真子和え

鰆(さわら)の棒寿司とホタルイカの沖漬け
こちらの濱壹さんのお料理はなんといっても魚が美味しい。
天山超辛口をたまには冷酒でいただきました。すいすい、お酒がすすみます。
若いご主人の本多さんは愛媛県南宇和のご出身で地元にいらっしゃる父親から
獲れたばかりの新鮮な魚が宅配便でダイレクトに送られてくるそうです。
美味しいわけがそこにありました。

伊勢えびの酒蒸し


蛤しんじょのお吸い物 おふの味噌焼き
ここで天山超辛口でを楽しんだ後は、ワインの話になり白ワインにチェンジ。

アルザス地方の白ワインです。
そんなにワインを普段から飲むわけではありませんが、体外白しか飲みません。
しかも酸味が心地よいタイプがすきです。
これも美味しかったけど、もうちょい酸味が欲しいかな。

鯛の塩釜焼きを奥様が目の前で取り分けてくれます。
長澤まさみ似の素敵な奥様でした。
この鯛がまさに南宇和の鯛なんでしょうね。

とても鯛の身がやわらかくて感動の味わいでした。
この食事の間、ワインがメインの酒屋さんがどうしても日本酒を売りたいんだと
おっしゃってて、どうしたら日本酒が売れるのかを議論しました。
ワイン好きのお客様にもどんどん日本酒をすすめて欲しいと思います。
旬彩 濱壹(はまいち) 港区浜松町1-20-5 TEL:03-3578-1232
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
18:34
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2011年04月19日
佐賀の新酒を味わう会@鶴荘(太良)

先週の土曜日、佐賀県の太良町にある「鶴荘」さんで地元の日本酒を
味わう会が開催され、お泊りで参加してきました!
太良といえば・・・・ もちろん、竹崎カニっ! 楽しみです。

鶴荘さんの目の前には有明海がひろがります。
反対側の半島の高台のほうにお城も見えました。

お店に入ると、いきなり日本酒ワールド全開です!
酒造りに使っていた昔の木製の道具や、白磁の酒樽などが
入り口正面にディスプレイされています。


どうですか? 旅館さんというよりは酒造記念館?
素晴らしいです。佐賀県内の酒蔵さんを廻って、いろいろお借りしてきたそうです。
これらは鶴荘さんの一階のロビーにディスプレイされてますので、これを
見に行くだけでも価値があるかも。
早く着いたので、先に温泉に入らせていただいて・・・・
お酒の会には浴衣姿で参加(笑) かなりお客様モード。

お酒の会の会場入りすると、地元佐賀県のお酒がスタンバってました。
各蔵元さんの新酒が味わえるということで、私もしっかりと勉強させて
いただくことにしました。 なかなか、こうっやて揃って地元の新酒を味わえる
機会って意外と少ないですから。

そして、いよいよお酒の会がスタート!
彼がこの鶴荘の若旦那、赤木君です。 ひとたび日本酒について語りだすと、
熱いトークが全開されます。
この鶴荘さんには「カニと日本酒のハーモニー☆三種呑み比べセット付プラン」
なる宿泊プランがあります。
彼がチョイスした日本酒を三種、お部屋まで運んでくれて、そこで日本酒についての
熱いトークも聞かせてくれるという人気宿泊プラン。
これがヒントとなって、今年の春より佐賀県内の旅館組合青年部さんの企画で
佐賀県産酒の呑み比べセットを県内の旅館さんで展開することになりました。
さらに、彼は佐賀県原産地呼称管理制度の最年少審査員にも選任されています。


佐賀県の蔵元さんの姿も。「鍋島」飯盛さん、「肥前蔵心」矢野君、「能古見」馬場さん。
他にも東一さんや宗政さんの営業の方も参加されていました。
さぁ、お待ちかねの竹崎カニ!


どうですか? 美味しそうでしょう?
この竹崎カニと格闘しているとどうしても無口になってしまいます。
そこで助っ人さんが登場。


カニむきのスペシャリスト、KEIKOさん。
この道、30年の大ベテランです。彼女は手際よく、次々にお客様が
食べやすいように捌いていきます。
あまりの手際のよさに感動。
そんで、上のカニがこのようになりました。

素晴らしいですね。
今回は鶴荘さんの有明海の海の幸をふんだんに使用した美味しい料理と
地元佐賀県の蔵元さんたちが醸した新酒を味わうという、とても素晴らしい
会でした。
赤木くん、ありがとう! また、このような会を開催してくださいね。
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
07:37
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2011年04月15日
旬の会@のなかの
先日、同い年のの古舘勇三さんから誘われ、「旬の会」に参加しました。
この古舘さんはDJでヘアアーティストで、不動産屋さんというマルチな
才能をもった素晴らしい方です。
(ただ彼は話をだいぶ誇張して人に伝えるという癖がありますが・・・)
この旬の会は文字通り、旬の食材を活かした料理や旬のお酒を味わい
ながら異業種の集まりで情報交換をしようという会です。
今回のお店は佐賀市内の「のなかの」さんです。


先付 子持ち飯蛸のうま煮 ホタルイカと自然薯のポン酢
最初は男の酒「天山 超辛口」を冷酒でいただきました。

お造り 桜鯛(真鯛)、一先(いっさき)、水烏賊
ここで「大吟醸 飛天山(ひてんざん)」が登場しました。
桜鯛もいっさきも美味しうございました。

サラダ 和牛かめのこ ローストビーフと新タマネギのロースト、川副町の光寿とまと

焼魚 鰆(さわら)西京焼とあげ巻きの塩焼き
この辺りから「天山 超辛口」のお燗。 地元佐賀では最強の食中酒です。
これが出だすとこればっかりになるというお酒。
天山らしい後味がキリッとした男酒。


強肴 春キャベツのロールキャベツ 太刀魚のよもぎ麩天ぷら、春の山菜そえ
(武雄若楠豚と?????)
ここもだらだらと天山超辛口のお燗です。

最後の〆に 桜鯛の鯛めし
これでもうお腹一杯でした。本当に文字通りに旬の美味しさを堪能させて
いただきました。お誘いただきました古舘さん、ありがとうございました。
普段出会えないような方々との貴重な出会いもありましたし、
これから「男の下着は褌(ふんどし)だ!」と熱く諭され、一瞬いいかな?と
思った自分がいました。
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
10:17
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2011年04月14日
黒アワビと日本酒を味わう会@津田屋

佐賀市諸富にある「エツ料理」で有名な割烹「津田屋(つだや)」さん。
津田屋さんは佐賀県原産地呼称管理制度認定酒をお取り扱いいただいている
佐賀酒応援団にも認定されています。
こちらで第6回目となる日本酒の会が開催され、私をゲスト蔵元としてお招き
いただきました。
旬の魚の美味しさにこだわる津田屋さんが選んだ今回の料理のメイン食材は
壱岐産の「黒アワビ」です! アワビづくしの料理と天山のお酒、楽しみですね。

津田屋の店主、津田良雄さんと娘さんです。
いいですね、娘さんが商売を手伝っていただけるというのは・・・
うちもいつかは三人のうち誰かが、やってくれるのかな??????
津田さんは自らが魚市場に出向き、新鮮な魚を仕入れてくるそうです。
魚の目利きにも長けてらっしゃいます。

そして、本日の料理を担当された若手でイケメンの藤田料理長。
いったいどんな料理が出てくるのか?
期待が高まり、テンションがあがります。
私どもとしても提供する日本酒がこちらの料理とうまくハーモニーを
奏でられるか緊張します。

最初は10数名でスタートした津田屋さんの日本酒の会も6回目となると
だんだん広がってきて、今回は約40名ほどと大盛況です。
津田さんの同級生の方も多くいらっしゃいましたし、地元の若いお客様も
小さいころから津田屋さんに来ていたと複数の方がおっしゃってたので、
地域の皆様に愛されている老舗のお店なんだなぁと感じました。
こういったお酒の会を少しずつでいいので、長く続けていって欲しいですね。

まずはお約束の「大吟醸 飛天山」で乾杯して!
先付 前菜五種盛
月見このわた ホタル烏賊と分葱酢味噌掛け 新茗荷手毬寿司
筍とあげまきの白和え 浅利大根旨煮

次にこれからの季節にぴったりな「天山 純米吟醸生 スパークリング おりがらみ」
造り アワビ姿 車海老踊り 本あらウニ巻き
アワビも美味しかったですが、このあらが最高でした!


甘鯛と旬野菜のホイル焼き 本あらの荒炊き
これには「純米吟醸生原酒 蛍酔(ほたるよい)」を。
少しお米の旨みを感じる生原酒と焼いた魚に合います。

アワビの姿蒸し 蒸野菜一式
でました、大きな壱岐産の黒アワビです。
とにかく肉厚で、口当たりがとても軟らかいです。
これには男の酒「天山 超辛口」を二種類の温度帯が異なるお燗で
提供しました。 45℃と55℃のお燗ですが、やはり後者の方が超辛口の
本醸造にはいいみたいですね。そっちの方がお客様からも人気がありました。

〆の ふぐご飯 と 浅利白味噌仕立て
いやぁ、お腹一杯になりました。 津田屋の皆さん、本当にお世話になりました。
そして、会に参加いただきました皆さんに感謝申し上げます。
また、津田屋さんからお声がかかったら飛んでまいります(笑)
割烹 津田屋 佐賀市諸富町諸富津223-1 TEL:0952-47-2046
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
10:26
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2011年04月12日
小城公園の桜


春の小城の名物といえば・・・・小城公園の桜ですね。
小城公園の桜は全国さくら名所百選に選ばれていて、公園内には約3,000本の
桜が咲き誇ります。
もうだいぶ、今は散ったと思いますが、今月はじめの様子です。

小城では秋には清水の滝で竹灯篭によるライトアップが、
そしてはこの春には小城公園の桜が竹灯篭により幻想的にライトアップ
されていたそうです。
その模様はこちらのサイトで ↓
http://www.sagasubanta.com/gallery/displayimage.php?album=31&pos=28
とても美しいですね。
清水の時同様に、一つ一つの竹灯篭に灯をともすだけでも大変な作業だった
と思います。
この日、酒蔵で仕事していた私の携帯へ、先輩から呼び出しが。
かなりテンションの高い先輩は、これから小城公園で花見するから美味しい
お酒を会場まで配達して欲しいとのこと・・・
お世話になった先輩の頼みであれば、喜んで!!

テニスコート近くの・・・・
あっ、ひょっとしてこの集団か!

みなさん、すでにかなりいい感じでした・・・
私もご一緒したかったですが、仕事を抜け出してきてましたので、
我慢しました(涙)

そして、もっともいい感じであった先輩がここに。
両脇の女性にお酒を注いでもらい、上機嫌なんでしょう、最高の笑顔です!
その後、この盛り上がる花見客に小城のゆるキャラが大接近・・・

小城の名物でもある鯉料理からの「鯉姫(こいひめ)」ちゃんです!
その日は大震災の義援金の募金活動していました。
ご機嫌な先輩にもちゃんと協力いただきました。ありがとうございました!
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
12:10
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2011年04月11日
純米酒フェスティバルも大盛況でした

リーガロイヤル東京の次は、目白の椿山荘 さんで開催された
「純米酒フェスティバル2011春」
会場のガラス窓からの眺め、椿山荘さんの庭園はいつみても素晴らしいです。
東京の桜の開花もこれからってときでした。
ここでの披露宴が多いってのもうなずけます。

サブタイトルにもあるように、”がんばれ!東北の酒蔵!”との
被災地の酒蔵さんへエールを送る純米酒のイベントとなりました。
参加された東北の酒蔵さんからの近況報告があり、ご苦労されている様子が
会場の皆様に伝えられました。
先日のリーガロイヤルホテルに引き続き、宮城県「浦霞」さんは被災地にも
関わらず、宮城から車を運転さんれて東京入りし、参加されていました。
移動するだけでも本当に大変なことだと思います。
こちらのイベント会場でも被災地への義援金を募金していました。
ご協力いただきました皆さん、本当にありがとうございます!

今回、私どものブースをお手伝いいただきましたお二人さん。
お二人とも以前から日本酒イベントの時にブースを手伝っていただいておりますが、
大活躍でした。私がいなくてもいいんじゃないかぐらいの・・・・(笑)
本当にありがとうございました。

純米酒フェスティバルへは久しぶりの参加となりましたが、相変わらず
お客様は多いですね・・・・
お昼の部、午後の部、各700名のご来場ということですので、1,400名もの
お客様がこの会に参加いただいたことになります。
新酒の生酒を6種類ほど持参したのですが、お蔭様で1.8L 12本がすべて
なくなってしまいました。
なんだろう、久しぶりに日本酒の熱気、凄いパワーみたいなものを感じましたね。

ご存知、山口県「獺祭(だっさい)」さんの桜井社長です。
旭酒造さんでは今期の売上の1%をすべて、被災地への義援金として
寄付すると会場でも桜井社長が発表されました! さすがです。
獺祭ブースにバックには日の丸が、そして「立ち上がろう!東北」のメッセージが。

会終了後に向かったお店は大塚に去年OPENした「ぐいのみ大」へ。
以前から行きたいなと思ってた大ちゃんのお店。
ご夫婦で仲良く切り盛りされています。
大塚もいつの間にか、日本酒を楽しめるお店がたくさんあって、
お酒好きな方にはたまらないエリアになりましたね。
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
13:59
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2011年04月11日
春の宵 リーガロイヤル東京での日本酒イベント

先月は震災後、東京で予定されていた各種の日本酒試飲会やイベントが
続々と中止や延期になる中、一番最初に参加したのがこのリーガロイヤル東京で
開催されたこの「春の宵 生であう 美酒で逸盃」です。
ホテルの担当者の方もギリギリまで開催については悩まれたそうです。
でも「自粛ムード」が蔓延している状況下で、よくぞ開催を決断していただいた
と私としては心強く感じました。その勇気に感謝です!

しかしながら、開催したところでお客様は本当に集まっていただけるのか?
という心配ももちろんのことありましたが、ご覧のとおりにたくさんのお客様に
ご来場いただきました。本当に感謝申し上げます。
こちらの会場でも受付に東日本大震災への義援金の募金箱が設置され、
ご来場のお客様にご協力いただきました。

ただ残念だったのは、当イベントに参加予定だった東北地区の被災された
蔵元さんたちの姿がありませんでした。
特に毎年このイベントで元気よく挨拶している岩手県「南部美人」の久慈君は
地元の復興に注力するということで欠席でした。
皆さんもすでにご覧になったと思いますが、彼からの「自粛しないで、東北の
お酒飲んで欲しい!」というメッセージが動画サイトにアップされています。
http://www.youtube.com/watch?v=UY0FtSqrMBc
その後、連日メディアに出演し、そのメッセージを呼びかけていました!
やはり彼はやる男です! その行動力に感動しました。
東北地区の蔵元さんが少なかった分、西日本の、九州の蔵元さんの数が目立ち
ました。お隣の福岡県からは7蔵も駆けつけてくださいました!
こうやって日本全体で支えあって、盛り上げていけるといいですね。
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
12:03
│Comments(0)
2011年04月09日
忠助で福酒を楽しむ


東京からの帰りに福岡市の春吉「忠助(ただすけ)」さんへ。
こちらのお店は以前の別の店舗の時に伺ったことがありましたが、かなり
久しぶりにお邪魔しました。
こちらのお店は同じ店舗内に「福酒FUKUSAKE」という福岡産の日本酒にこだわる
お店日本酒バーも併設しています。


夜のお料理はおまかせコースが2種類のみ。
まずは興味あった「田中六五」の新酒。
思いっきりストライクゾーンのお酒でテンションあがりました!


酒の肴が最高です、ついつい飲みすぎてしまうのでは・・・・
この魚の味噌和えがヤバイです。


お酒を頼むと酒ソムリエールの松本久加子さんがいろいろと福岡のお酒を
紹介してくれます。彼女は実は佐賀県酒造組合の酒スクール「佐蔵会」の
4期の卒業生で、現在は日本酒に携わるお仕事をされています。
三井の寿さんの新酒を大きなワイングラスで。





最後に松本忠助さんが握ってくれました。 どれも美味しいです。
カウンターで忠助さんと話していたら、アジアで活躍している九州出身の料理人さんと
つながっていて驚きました。
先日、香港へ行った時にもおじゃました「すし徳」の大将や、マカオのウィンの「岡田」
今村シェフは忠助さんのお友達だそうです。いやーっ、こんな偶然てすごいなぁ。
香港の「すし徳」もマカオの「岡田」も、ほんの数日前に行ってきたばかりだったので・・・
という訳で・・・ 来月ごろに「忠助」さんで弊社の日本酒を楽しむ会が開催されるかも?
その時はよろしくお願いします。
「忠助(ただすけ)」 福岡市中央区春吉3-24-4 K's SQUARE 2F
「福酒(FUKUSAKE)」 TEL:092-738-3522
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
15:59
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2011年04月09日
中央会からの中央林間

先月、日本酒造会館へ。
ただいま、日本酒造組合中央会では東日本大震災で被災された蔵元への義援金を
個人様からも受け付けております。
詳しくはこちら ↓
http://www.japansake.or.jp/common/outline/pdf/gienkin.pdf
天山酒造も佐賀県酒造組合を通じて、こちらへ義援金を委託しました。
皆様もどうぞご協力ください!!

日本酒造会館前にはこんなメッセージが! 「日本酒もがんばります!」

日本酒造組合中央会需要開発委員会の様子。
委員長の宮城県「浦霞」佐浦さんは今回の地震で被災され、現地での復旧に
お忙しいため今回の委員会は欠席されています。
佐浦さんをはじめ被災された蔵元さんの一日も早い復旧をご祈念申し上げます。
代わりに兵庫県「白鷹」の澤田副委員長が進行していただきました。
私どもの事業にもいろいろと震災の影響がでているわけですが、前を向いて進んで
いくしかありません。
6月の「全国新酒鑑評会&日本酒フェア@東京」もきっと開催されると信じています。
今回の来場者限定「ミニきき猪口」のデザインが素晴らしい!!!!!
中央会での会議を終えて移動。
田園都市線でよく見かける「中央林間行き」の中央林間へ。
お取引先の酒販店さんと「林間酒場 にこや NICOYA」さん。

計画停電の問題とかありましたが、都心にくらべて郊外のベットタウンの街の
飲食店さんの方がお客様は入っているようですね。

何を飲もうかな?とお酒のメニューを眺めていると・・・・
おっ!この「七田」づくしはどうしたことでしょう。嬉しいではありませんか!
みなさーん、中央林間の「にこや」さんはめちゃくちゃ「七田」の種類ありますよ!!

ぷりっぷりの岩ガキ

かわはぎのお造り(肝和え)と しめ鯖、しめ鯖の炙り
これに七田の純米吟醸の生と七割五分磨き 雄町の生をいただきました!
やっぱり、しめ鯖の炙りって最強の肴ですね!


大好きな牛タンの塩焼き と 地鶏のたたき
いつか、こちらのお店で「七田の会」を開催する方向で調整開始!
今年中にはやりたいですね。

「七田」大好きな常連のお客様たち(左側)と店主の甲山さんご夫婦(右側)
とてもアットホームな雰囲気のお店で、ついつい長居してしまいそうな感じです。
林間酒場・お座敷 「にこや」 大和市中央林間4-17-1
TEL:046-277-3258
こちらのお店の後にもう一軒。
中央林間の閑静な住宅街の中にある隠れ家的な感じのお店。
厨央林燗 徳(のり) 大和市中央林間6-11-10
TEL:046-273-0238
クリームチーズの梅和えにはまってしまい、凱陣のお燗に酔いしれました。
その後、こちらのご主人の村津さんとは純米酒フェスティバルで再会
しました(笑)
初めての中央林間でしたが、よいお店がありますね、勉強になりました。
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
15:00
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2011年04月09日
新美酒物語@BISTRO souffies(スフレ)
すみません、震災が起きてからなかなかブログの更新ができておりませんでした。
東日本大震災以降、「自粛」という二次被害が全国の飲食店さんをおそっています。
ある意味、私自身もなんとなく「自粛」というマインドがあったのかもしれませんね。
日本を元気にするためにも、どんどんこれから情報発信していきます!
(ネタはたくさんありますので・・・・・)

さて、佐賀県原産地呼称管理制度SP事業の新美酒物語を佐賀市内の予約がとれない?
人気レストラン「BISTRO souffies(スフレ)」で開催しました。
当番蔵元は天山酒造の私でした。

美味しいフレンチイタリアンがお手ごろな料金で楽しめるということで
ランチにディナーにと多くの女性客で賑わっているようです。
この日のスフレの料理と天山のお酒のペアリングに参加されたお客様も
ほとんどが女性の皆様でした。

前菜の盛り合わせ
乾杯にも使用した最初のお酒は・・・・
先月に発売したばかりの新酒、「天山 純米吟醸 スパークリング おりがらみ」
やはり女性の皆様には好評でした。


ローストビーフのサラダ サーモンのサラダ
これに合わせたお酒は・・・・
人気爆発中!の新酒、「岩の蔵 純米吟醸 無濾過生2011」
こちらは誰が飲んでも笑顔が自然と出てきます。

こちらのお肉には「純米吟醸生貯蔵酒 遊花(ゆうか)」を!
他にもパスタやピザもでてきてボリューム満点。
こりゃ、確かに人気店というのも納得です。

オーナーシェフの松尾さんとスタッフの方。 注:奥様ではありません。
お客様にお手ごろな料金で料理を楽しんでいただきたいという彼の思いが
あたたかいお店の雰囲気を醸しだしています!
ワインのほかにも日本酒、焼酎もおいてありますんで、是非行ってみてください。
「BISTRO souffies(スフレ)」 佐賀市駅前中央1丁目2-31 (ワシントンホテルの裏)
TEL:0952-97-8630
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at
14:00
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