2011年01月15日
佐賀大学生による酒造り~仕込み編~
今週の火曜日、11日の午前中に、佐賀大学の農学部の学生さたち
を中心に、23名の皆さんが天山酒造でお酒の仕込み体験に参加
いただきました。
これは、佐賀大学のオリジナルブランド日本酒「悠々知酔(ゆうゆうちすい)」
を今期は弊社に製造委託されましたことに伴い、学生の皆さんにも
是非酒造りを体験していただきたいということで企画されました。
昨年末には佐賀大学のファームで収穫されたお米を使用して、洗米や
麹づくりに参加してもらいましたが、今回は佐賀大学オリジナル酵母を
使用した仕込みです。

後藤杜氏より取り出したばかりの蒸米を受け取り、手触りでその蒸米の
弾力などを確認してもらいます。
今期のお米の溶け具合などを考慮して、例年よりもやや吸水を多めにして
おります。いい蒸米になったかな?

この留仕込みを行った日はほんとに気温が低く、絶好の条件が整いましたが・・・・
放冷機から外気近くの品温まで冷却された蒸米を布で受けて、人数が
多かったため、二人一組で新仕込み蔵まで運搬してもらいます。

新仕込み蔵の特設仕込みタンク(サイズが小さいため)へ蒸米を投入。
仕込みは酒母(酵母)、仕込み水、麹(こうじ)、蒸米を三回に分けてタンクの
中へ入れます。今回は三回目の留仕込みになります。
蒸米を投入する数時間前にあらかじめ、麹と仕込み水は入れておきます。
仕込み水に麹の糖化酵素を抽出させておいて、蒸米に酵素が作用しやすく
するために水麹(みずこうじ)が必要となります。

三段仕込みの最後の留仕込みの櫂入れは、かなりのハードワークとなります。
最初はそんなでもないんですが、徐々にそして後半に向かうにつれ
櫂を入れる手応えがかなり重くなってきます。
今回も女子大生が多かったので、ちょっときついかなぁ・・・と思ってましたが、
この写真の右手の彼女は素晴らしかった。
身体前身をバネのようにしならせ、パワフルな櫂入れをしていただきました。
周りの皆さんもその様子に思わす笑顔。
仕込み後の醪の品温は6℃近くと予定よりもやや低めでしたが、これから
後藤杜氏がしっかりと管理してくれると思います。
この醪(もろみ)の様子はツイッター @jun34g で毎日つぶやいてくれてます。

仕込み終了後は新仕込み蔵で元気よく醗酵している醪(もろみ)の
様子を見学していただきました。
さぁ、これから来月の上旬にかけてしっかりと醗酵してもらいたいものです。

最後に特設仕込みタンクの前で参加者の皆さんと記念撮影
Posted by 六代目蔵元ケンスキー at 15:04│Comments(0)