2009年11月18日
今が旬の上海蟹!
昨日から、佐賀の天吹の木下さんと上海入り。
現地で岐阜の小佐衛門さんと新潟の鶴齢の阿部さんと合流しました。
初日の夜はせっかくなので、上海といえば上海蟹でしょうということで専門店へ。
南京東路という繁華街ちかくにある「成隆行蟹王府」というお店。
香港で上海蟹の卸売業をやっていた会社が上海にオープンした上海蟹専門店です。
かなりの有名店らしく、店内には日本人の名刺もかなり貼ってありました。
店内は個室も多く、伝統的な雰囲気もたっぷり。
まずはお酒をチョイス。
中国黄酒の10年物をぬる燗で・・・
そして、お酒とともに持ってこられたのが・・・
この酒器。 どっかで見たことのあるような酒器です。
そ、そうなんです。 佐賀県酒造組合の「燗すずめ」にそっくり。
このような酒温器は中国大陸から日本に伝わってきたのだろうか?
いやぁ、でもなんか嬉しかったですよ。 一人ひとりにこの酒器で提供してくれたので。
日本の飲食店でも自然と日本酒がこの様にでてきたらいいのに。
最初の料理は「鮮芦炒蟹桃」
カニ足のむき身とアスパラと炒めたものです。
これはあっさりしていてなかなかいい。
これも蟹を使った上海の代表的な料理、「蟹粉菜芯」
炒めたカニ身とチンゲンサイのやわらかい芯の部分だけを使った料理です。
彩りもキレイで、これが一番おいしかったかな。
これは濃厚な醤油ベースの干しなまこ料理。
生のなまこは大好きな私ですが、正直これはちょっと。
ただコラーゲンたっぷりみたいな感じでお肌にはいいのかも。
そして、出ました! 上海蟹。
見た目はなんとなく佐賀の竹崎カニそっくりな感じで、こぶりです。
ただこちらの蟹は上海近郊の湖などの淡水でとれるそうで、
なかでもこちらのお店の蟹は陽燈湖のものの最高級品らしいです。
この時期は雄と雌と両方食べれて、雌はたまごが、雄はミソが美味
しかったです。
つづく・・・